センターレポート

売上・来客数に大型店の影響
 ―ライバルはコンビニエンスストア―
【県内小売商業実態調査(種類販売店編)】

1996.1


 昨今の中小小売業者をとりまく環境は、消費ニーズの多様化、大型店の進出等により、商店街にも空き店舗が目立ち、これまでの賑わいや魅力を失いつつあり、極めて厳しい状況にあります。
 このような環境の中、(財)福島県中小企業振興公社小売商業支援センターでは、中小小売業の現状把握のため、県内の中小酒類販売店および家電販売店を対象としまして実態調査を実施しました。その結果がまとまりましたので報告いたします。ただし、誌面の都合上酒類販売店についての一部の掲載であることをここでお断りしておきます。
調査概要

本調査の概要は以下のとおり。
(目  的)ディスカウント店・郊外店などの進出
      により苦戦を余儀なくされている県内
      中小酒類販売店の実態を調査する。
(対  象)県内中小酒類販売店の経営者1,000社
(回答状況)回答企業数 231社
      回 収 率 23.1%
(調査時期)平成8年1月
(調査方法)郵送調査



  経営状況について
 各エリア共80%以上の酒販店が経営状況(図−2)は「厳しい」と回答しており、「良い」との回答は会津の20.0%が最高となった。また、年間平均売上高の推移では、県北・県南・会津の売上高は微増しているが、個店をベースに統計をみると圧倒的に経営状況の「厳しい」酒販店が多い。いわきでは売上高も微減となっており、さらに「厳しさ」を感じられる。

図−1 回答数(地域別)
図−2 地域別現在の経営状況