センターレポート 1996.10
 


  地域別貨物流動構造
図−3 相手先都道府県別貨物量(1)県外流動の状況

 本県発着の平成 4 年度の地域間(県間)流動量は発量ベースで18,222千トン、着量ベースでは23,367千トンとなっている。また、県内貨物流動量は130,472千トンで地域間流動量の約 3 倍である。
 本県に発着する地域間貨物は、地域間貨物量全体の約 6 割は関東地方(うち関東臨海が 4 割、北関東が 2 割)、1 割強は宮城県との流動である(平成 4 年度)。
 総貨物量でみた場合、本県と流動の多いのは、発量ベースでは茨城県(3,657千トン)、宮城県(2,230千トン)、神奈川県(2,172千トン)、着量ベースでは千葉県(3,392千トン)、宮城県(3,345千トン)、神奈川県(3,048千トン)となっている。(図−3)

(2)県内流動の状況

 県内の内訳では、集荷先・配達先ともに県中、県北、いわきの各地域が多く、県内流動の過半を占めており、これらの地域における貨物流動量の多いことが示されている。さらに、この 3 地域は集荷が配達を上回っており、物流の拠点性・広域性が高いことがわかる。(図−4)
図-4 道路貨物運送業の貨物流動


  品目別貨物流動構造
(1)品目別構成比の対全国比較

 品目別で流動量の多いのは鉱産品、化学工業品等で、特に鉱産品は全国と比較してもシェアが高い。(図−5)
 なお、県外・県内別にみると、県外流動は化学工業品、金属機械工業品、鉱産品が多く、県内流動は鉱産品、特種品、化学工業品が多い。  県内流動量については、鉱産品が 5 割強を占め、化学工業品、特種品を含め、 3 品目で 8 割強となっている。(図−6)
図-5 品目別貨物量比率の比較図-6 福島県の品目別貨物量

(2)品目別流動量の推移

 本県における貨物輸送品目の構成は、重量ベースでは鉱産品が最も多く、平成 4 年度には全体の約 5 割を占め、ここ10年間で貨物量は約 2 倍に増えている(昭和57年度の構成率は約 3 割強)。次いで化学工業品はここ10年間でやや貨物量が減少しているが、全体の約 2 割弱を占めている。一方、金属機械工業品は全体の 1 割弱にとどまっているものの、貨物量はここ10年間で約1.2倍に増加している。

(3)出超品目と入超品目

 金属製品は大幅入超、機械製品が出超であり、建設骨材となる砂利・砂・石材は大幅出超、セメントは大幅入超である。一方、石油製品は関東からの大幅入超、石炭製品は生産拠点があるため大幅出超となっている。