県内の景気動向

県内景況感わずかに悪化
先行きは全業種でわずかな改善見通し

2000.8月調査

本調査の対象企業は県内の中小企業1000
今回調査の有効回答企業数は395社
回答企業の業種別内訳
 製造業181社・建設業47社・卸売業41社・小売業63社・サービス業63社


全産業
 9月の調査結果(8月末時点)によると、8月の調査結果に比べ、全産業ベースでは主要調査項目の資金繰りで前月並みとなるも、業況・売上・採算でわずかに悪化となった。産業別にみると「製造業」は売上・資金繰りでわずかに改善となるも、業況・採算で若干の悪化となった。「建設業」は業況でわずかに改善となるも、売上・採算・資金繰りで若干の悪化となった。「卸売業」は資金繰りでわずかに改善となるも、業況・売上・採算で若干の悪化となった。「小売業」は資金繰りで前月並みとなるも、業況・売上・採算でわずかに悪化となった。「サービス業」は売上・採算でわずかに改善となるも、業況・資金繰りでほぼ前月並みとなった。
全産業DI推移
凡例


製造業
 「食料品」は受注残高で改善となるも、売上・採算・製品在庫でわずかに悪化となった。「酒造」は製品在庫でプラスに転じる改善となるも、受注残高で悪化となった。「織物」は受注残高で改善となるも、売上・資金繰りで悪化、採算・製品在庫でマイナスに転じる悪化となった。「ニット」は採算で改善となるも、資金繰り・製品在庫でわずかに悪化となった。「縫製」は製品在庫・設備操業率でわずかに悪化となった。「木材・木製品」は業況・売上・採算・設備操業率でわずかに改善となるも、製品在庫で若干の悪化となった。「印刷」は業況・採算・資金繰りで悪化となった。「窯業・土石」は製品在庫でわずかに改善となるも、業況・採算・受注残高で悪化となった。
「鉄鋼・非鉄」は採算・受注残高・製品在庫でわずかに改善となるも、業況・売上で悪化となった。「金属」は売上・資金繰り・製品在庫でわずかに改善となるも、受注残高でマイナスに転じる悪化となった。「一般機械」は採算・製品在庫でわずかに改善となるも、業況・売上・資金繰り・受注残高・設備操業率で若干の悪化となった。「電気機器」は資金繰りで改善、設備操業率でプラスに転じる改善となるも、製品在庫でわずかに悪化となった。「輸送用機器」は全項目で改善、特に採算・資金繰りでプラスに転じる改善となった。「精密機器」は売上・製品在庫でわずかに改善となるも、受注残高・設備操業率で悪化となった。「漆器」は受注残高で不変、そのほかの全項目で改善となった。特に資金繰り・設備操業率ではプラスに転じる改善となった。「プラスチック」は売上でわずかに改善となるも、製品在庫で悪化となった。
製造業DI推移
凡例

不況から脱したと言われるが、地方の経済は中小企業に厳しい状況にあると思われる。金融機関の融資を見ても、市中銀行・信金等では新規貸出を行わないので、ますます窮地に追い込まれる状況だ。【食料品】
市は旧市内の商店街対策をおろそかにしているのでますます悪化するのみである。【食料品】
日本の物流コストは欧米と違い、物流がダブり非常に高いコストになっている。しわ寄せは製造業者に来るのが現状である。【食料品】
生産数量は数年変化がないので、業績はあまり変わりない。【酒造】
昨年と比べ受注・販売が低下している。民芸陶器産地にはお客がいない。受注が昨年より減り、看板だけの焼き物の里である。【窯業・土石】
夏休みが年間休日で9日間と決まっており、1カ月1/3の休日で稼動日数が足りず、休日出勤扱いになり給与が多くなった。【電気機器】
コストダウン要求が厳しい。【精密機器】
お盆過ぎから何となく活気がなく、仕事が減って来ているようだ。このまま行くと3カ月後はどうなるか思いやられる。今は出費が多いので何としても金が入らなければやっていけない。【鉄鋼・非鉄】
大手企業の海外生産は増加傾向にある。【電気機器】