県内の景気動向 2000.6
 

建設業
 「土木」は業況・資金繰り・受注残高でわずかに改善となるも、売上で若干の悪化となった。「建築」は受注残高でわずかに改善、業況で改善となるも、資材価格・資材入手で若干の悪化となった。

平成8年度より受注が減少している。12年度(4〜6月)は最近5年間では最悪だ。【土木】
発注価格が実際よりも低く、工事量も激減して先の見通しが立たない。【土木】
大型工事以外に大手ゼネコンの参入があり、販売単価の低下が目立つ。【建築】
選挙最中は公共事業のあり方が政策論議の対象となったが、財政改革イコール公共事業削減は一部分しか捉えていないような気がしてならない。公共事業は発注する方も施行する方も、この事業の必要性をもっと分かりやすくPRすることが大事。【建築】
労務単価の低下により発注額が減少。ますます採算が悪くなってくる。【建築】
建設に関連する業界は公共事業の抑制、各自治体の予算減少、そしてコスト・人件費の切り下げにより未曾有の危機に瀕している。政府が言う景気回復などどこにあるのか甚だ疑問である。今後予定されている衆院選、知事選の影響で更に景気の回復は遅くなるのでは。【建築】
建設業DI推移
凡例


卸売業
 「衣服」は業況・売上・採算・客数で改善となるも、仕入単価でわずかに悪化となった。「飲食料」は売上・資金繰りで改善となるも、客数・仕入単価で悪化となった。「青果物」は業況・客数・販売単価でわずかに改善となるも、売上・採算で悪化となった。「鮮魚」は売上で改善、業況ではプラスに転じる改善となるも、採算・資金繰り・販売単価で悪化となった。「機械器具」は資金繰り・客数・仕入単価で不変、業況・売上・採算・販売単価でわずかに悪化となった。「建築材料」は採算で改善となるも、業況で悪化となった。

今期(6月度)から新たな3カ年計画を立案し、業容拡大を明確に掲げた。スタートは良好である。【衣服】
好転の兆しなし。【その他】
卸売業DI推移
凡例