店舗のリニューアルについては「6〜9年前」が約4割、「10年以上前」を加えると6割近くの店舗が6年以上リニューアルを行っていない。ここ2年の業績の動きでは、「かなり悪くなった」が25.5%、「少し悪くなった」は30.7%で、合わせると半数以上のSSで業績悪化としており、良くなったと感じているのは17%弱だった。(図表−9)業績が良くなった理由としては、「客数の増加」が半数強。次いで「販促活動強化」「油外収益増加」「リニューアルの効果」があげられている。一方、業績が悪くなった理由としては、「SS間の価格競争の激化」をあげる事業所が4分の3を占めた。次いで「客数の減少」「油外収益減少」があげられた。(図表−10、11) |
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| (3)これからのSS経営 これからのSS経営の方針については、「現状の店舗で、サービスの改善を検討する」が4割と最も多く、次いで「現状の店舗、現状のサービスで経営を続ける」となっている。異業種への業種転換や業態転換を検討するところは少なく、未知の領分への挑戦にはまだ不安があるようだ。(図表−12) 現時点での業績アップ対策としては、「接客マナー向上によるユーザー満足度アップ」と「経費削減によりローコスト経営の実現」が多く、次いで「車検・洗車等の油外収益の強化」「会員サービスの充実」があげられ、「店舗のリニューアル」など投資等のリスクなしに改善を図ろうとしている。(図表−13) 自由意見では、SS間の競争に加え、元売りへの不信感、ホームセンターの灯油販売などライバル業態の増加により、先行きへのあせりや不安を訴える声が多い。 自由意見では、SS間の競争に加え、元売りへの不信感、ホームセンターの灯油販売などライバル業態の増加により、先行きへのあせりや不安を訴える声が多い。 |
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| 2 ユーザーの声 (1)家(事業所)での乗り物の保有台数 一家族あたりの所有台数は、二輪車等も含めて「2台所有」が最も多く、次いで3台所有。その車種は「普通乗用車」が93.4%、「軽自動車」は37.1%となった。事業者については、一社あたりの所有台数は企業規模によりばらつきが大きく、回答の最小は1台、最大は65台、一番多かったのは3〜4台だった。その車種は「普通・貨物乗用車」は100%の事業所で所有。「軽自動車」は41%が所有している。 (2)SSを利用する回数 消費者がSSを利用する回数は、「月に数回程度」が約半数と多く、次いで「週に1回程度」が4割近くとなっている。言い換えれば、9割のユーザーは月に2回以上SSに行っていることになる。一方、事業者の場台は、「週2〜3回程度」の利用が一番多く、次いで「ほぼ毎日」「週1回程度」となっており、事業者の9割近くはSSを週1回以上利用していることになる。 (3)給油以外のSSの利用 ガソリン、軽油等の給油以外でのSSの利用についてみると、洗車、オイル交換、タイヤ購入等での利用は、消費者より事業者の方がやや利用率が高かった。事業用の車は複数の社員で利用するケースが多いので、安全性確保のためマイカー以上に点検整備のニーズが高いものと思われる。 (4)SSでやって欲しいサービス SSで最低これだけはやって欲しいサービスとしては、消費者、事業者ともに「窓拭き」をあげた。次いで、「灰皿掃除」「車内のゴミ回収」があげられた。また、やってもらえばうれしいサービスでは、消費者は「空気圧点検」が34%と高く、次いで「マット洗い」「車内を拭くタオルの貸与」の順。事業者はそこに「ボンネット点検」を含めて望んでいる。そのほかやって欲しいこととして、「月に1度無料洗車券配布」「冬場のホットタオルサービス」「出車時の道路への誘導」などがあげられた。 (5)SSを選ぶ理由 SSを選ぶ理由としては、消費者、事業者ともに「家(会社)から近い」が最も多く6割を超えた。次いで、消費者は「入りやすく出やすいこと」、事業者は「昔から利用していること」をあげ、いずれも「価格が安い」を上回った。SS側が考えているような価格が最大のファクターとはなっていない。 |