県内の景気動向

景況感は全産業ベースで横ばい
先行きは小売業でわずかな改善見通し

2000.12月調査

本調査の対象企業は県内の中小企業1000社
今回調査の有効回答企業数は401社
回答企業の業種別内訳
 製造業190社・建設業51社・卸売業44社・小売業69社・サービス業47社


全産業
 1月の調査結果(12月末時点)によると、12月の調査結果に比べ、全産業ベースでは主要調査項目の業況・売上・採算・資金繰りでほぼ前月並みとなった。産業別にみると「製造業」は資金繰りでわずかに改善となるも、業況・売上・採算でほぼ前月並み、採算でわずかに悪化となった。「建設業」は業況・売上・採算・資金繰りでほぼ前月並み、採算でわずかに悪化となった。「卸売業」は業況・売上・採算・資金繰りでわずかに改善となった。「小売業」は売上・採算でほぼ前月並み、業況・資金繰りでわずかに悪化となった。「サービス業」は採算・資金繰りでわずかに改善、売上でほぼ前月並みとなるも、業況で若干の悪化となった。
全産業DI推移
凡例

製造業
 「食料品」は業況・売上・資金繰りでわずかに改善となるも、採算・受注残高・設備操業率で若干の悪化となった。「酒造」は採算・資金繰りでわずかに改善となるも、売上・受注残高で悪化、業況ではマイナスに転じる大幅な悪化となった。「織物」は採算・受注残高・設備操業率でわずかに改善、業況・売上・資金繰りで若干の悪化となった。「ニット」は全項目で悪化、特に製品在庫では大幅な悪化となった。「縫製」は採算・設備操業率で改善となるも、業況でわずかに悪化となった。「木材・木製品」は採算・資金繰り・製品在庫でわずかに改善となるも、設備操業率で悪化となった。「印刷」は在庫でわずかに改善となるも、そのほかの項目で悪化となった。「窯業・土石」は資金繰りでほぼ前月並みとなるも、そのほかの項目で改善となった。
 「鉄鋼・非鉄」は業況・売上で改善、資金繰りでプラスに転じる改善となるも、受注残高でわずかに悪化となった。「金属」は業況で改善となるも、受注残高で悪化となった。「一般機械」は採算・製品在庫・でわずかに改善、受注残高でプラスに転じる改善となった。「電気機器」は業況・資金繰り・製品在庫・設備操業率でわずかに改善、受注残高でプラスに転じる若干の改善となった。「輸送用機器」は全項目で悪化、採算ではマイナスに転じる悪化となった。
「精密機器」は業況・製品在庫・設備操業率でわずかに改善、資金繰りで改善となった。「漆器」は全項目で悪化、業況・製品在庫・設備操業率ではマイナスに転じる大幅な悪化となった。「プラスチック」は受注残高でほぼ前月並み、そのほかの項目で改善、特に業況ではプラスに転じる改善となった。
製造業DI推移
凡例


個人消費の悪さが目立つ。とにかく先の悪い事ばかりが目に付く。【食料品】
景気が良いとは感じられない。【食料品】
年賀状の減少幅は大きかった。官公庁からの受注は依然として厳しい。年度末(3月)受注は例年並みを予想している。【印刷】
お陰様で当社は事業計画より多少受注が増加している。これは新製品によるところが大きい。【窯業・土石】
経営は極めて困難な状況にある。【窯業・土石】
自社・業界とも戦後最悪の状況である。【窯業・土石】
鉄工業は、依然として採算割れの受注と受注量の減少で、先行き不安の状態である。【金属】
前年同月比は良いが、先行きが不透明で対応が困難である。【金属】
上期(4月〜9月)は好調な受注に支えられたが、10月から受注は減少しており、先行き不安である。【一般機械】
6月までの仕事は受注しているが、それ以降はどうなるか分からない。【一般機械】
前年同月比では伸長しているが、下期に入り次世代機種の仕様待ちや在庫過剰感から一部市場に停滞感がある。【一般機械】
最低賃金のアップと親会社からのコストダウン要求により経営はますます苦しくなってきた。どちらか歯止めをかけなければ存続は難しい。【電気機器】
お客さんによっては業況の良い話をしているところも何社かあるが、業種によってバラツキも見られる。先行きに何となく不安感がある。【電気機器】
業況は改善傾向だが、中・長期の受注環境が見通せない。【輸送用機器】
昨年末頃から4月頃まで厳しい状況が続く、特に、各大手メーカーの生産体制の変動が大きい。【精密機器】
11月からの急激な悪化により、大不況を前提とした対応策を考えている。【漆器】
県・市は地場産業の販売に協力を。【プラスチック】