県内の景気動向

景況感製造業で厳しさ増す
全産業で資金繰り悪化

2001.2月末調査

本調査の対象企業は県内の中小企業1000
今回調査の有効回答企業数は445社
回答企業の業種別内訳
 製造業197社・建設業54社・卸売業58社・小売業79社・サービス業57社


全産業
 3月の調査結果(2月末時点)によると、2月の調査結果に比べ、全産業ベースでは主要調査項目の業況・売上・採算でほぼ前月並み、資金繰りでわずかに悪化となった。「製造業」は業況・売上・採算・資金繰りの全項目でわずかに悪化となった。「建設業」は売上・採算でわずかに改善、業況でほぼ前月並み、資金繰りでわずかに悪化となった。「卸売業」は業況で改善、採算でわずかに改善、売上・資金繰りでほぼ前月並みとなった。「小売業」は業況でわずかに改善、売上・採算・資金繰りで前月並みとなった。「サービス業」は業況・売上・採算でわずかに改善、資金繰りで若干の悪化となった。
全産業DI推移

製造業
「食料品」は業況・採算で改善、受注残高でわずかに改善となるも、設備操業率で若干の悪化となった。「酒造」は資金繰り・受注残高で改善、売上・採算でわずかに改善となるも、業況・製品在庫・設備操業率で悪化となった。「織物」は業況・売上・設備操業率でわずかに悪化、受注残高・製品在庫で悪化となった。「ニット」は全項目で悪化となった。「縫製」は売上で悪化回答の減少により改善となるも、受注残高で悪化となった。「木材・木製品」は業況・採算・資金繰り・受注残高・製品在庫でわずかに悪化、設備操業率で悪化となった。「印刷」は採算でわずかに改善となるも、資金繰りでわずかに悪化、売上・設備操業率で悪化となった。「窯業・土石」は製品在庫で改善、売上・受注残高・設備操業率でわずかに改善となるも、業況・採算で若干の悪化となった。
 「鉄鋼・非鉄」は資金繰りで悪化、業況・売上・採算・製品在庫でマイナスに転じる悪化、受注残高・設備操業率でわずかに悪化となった。「金属」は業況・売上でわずかに改善となるも、採算で悪化、資金繰り・設備操業率ではマイナスに転じる悪化となった。「一般機械」は設備操業率でわずかに改善となるも、採算でわずかに悪化、資金繰りではマイナスに転じる悪化となった。「電気機器」は製品在庫で前月並みとなるも、そのほかの項目で悪化となった。
 「輸送用機器」は売上でプラスに転じる改善となるも、製品在庫ではマイナスに転じる悪化、業況でわずかに悪化となった。「精密機器」は設備操業率でわずかに改善となるも、業況・製品在庫で若干の悪化、売上・採算・資金繰りで悪化となった。「漆器」は受注残高・設備操業率で悪化回答の減少により改善となるも、そのほかの項目で悪化となった。「プラスチック」は業況・設備操業率でわずかに改善となるも、資金繰り・受注残高でわずかに悪化、採算・製品在庫で悪化となった。
製造業DI推移

食費の支出が落ちているのに、低価格で競争す る淘汰の時代に入っている。 【食料品】
売掛金の増加により、資金繰りが悪化の傾向にある。昨年あたりから、中央の大手業者との取引が多くなるのに伴って、サイトが長くなりそのしわ寄せがきていると思う。 【食料品】
政治の混迷、経済の先行き不安により、明るい見通しがない。 【酒造】
中国からの輸入品に圧迫されている。 【織物】
中国の低価格商品の輸入増加。国内消費の3割は自国で生産できるような政策を希望する。【織物】
先行きの見通しの判断が困難。どう変化するか判らない。小口、短期化(短納期)の傾向強くなる。 【木材・木製品】
金融機関に対する公的資金導入の成果は、行内の資金のみ。借入環境は良化せず。 【木材・木製品】
前年に比較して受注販売が約半分に低下してきた。業界窯元全体同じである。 【窯業・土石】
経済不況に伴い受注は、依然として低迷を続けている。更に受注単価の低下が追い打ちとなっている。 【鉄鋼・非鉄】
前年同月(1月実績)比の悪化は、次月以降への繰延出荷で一時的。翌月には復調の見込み。【一般機械】
半導体関連の受注は13年9月頃まで急激に悪化しており、14年春からの回復を期待している。 【一般機械】
非常に厳しい受注量で3、4、5月どう乗り切れるか、まさに正念場である。 【電気機器】
中小企業の現状はますます厳しい状況。大手各メーカーの“生産場所が海外へ”の移転進む。今後、製造業は厳しい。 【精密機器】
中国漆器の単価の安さで当社の木製漆器、漆塗りの商品が売れない。 【漆器】
中国からの漆器輸入に対しての歯止めはかけられないか。スーパー301条のような。 【漆器】