県内中小企業の平成12年度の設備投資実施状況を見ると、実施した企業割合は57.4%、前年度に比べ5.6ポイントの減少となり、7年ぶりに60%を下回るとともに、再び減少に転じた。(図−1)
業種別にみると、製造業66.8%(前年度比3.4ポイント増)、非製造業49.1%(同13.6ポイント減)となり、非製造業で大幅な減少となった。製造業の中で実施率の高かった業種は、一般機械(94.1%)、輸送用機器(90.9%)、精密機器(88.2%)、鉄鋼・金属(78.9%)など、これに対し、繊維・衣服(27.8%)は3割にも達しなかった。非製造業では、いずれの業種も5割前後にとどまっており、業界の厳しさを窺わせる結果となった。(図−2)
資本金別では、5,000万円以上規模の企業では8割近い実施率となったが、個人の小規模企業においては2割台という低い実施率となった。(図−3) 地域別での実施率では大きな差はなく会津で5割を若干下回る結果となっている。(図−4)
平成12年度に設備投資を行わなかった理由としては、「年度当初から設備投資の計画はなかった」とする企業が89.4%と大勢を占めたが、景気の先行き不透明のため、あるいは売上減少・悪化のため当初予定した計画を取りやめた企業や売り上げ不振からの資金繰り難や資金調達難から繰り延べする企業もみられた。 |