県内の景気動向

景況感全産業ベースで足踏み続く
製造業はさらに厳しい結果に

2001.3月末調査

本調査の対象企業は県内の中小企業1000社
今回調査の有効回答企業数は443社
回答企業の業種別内訳
 製造業195社・建設業45社・卸売業61社・小売業79社・サービス業63社


全産業
 4月の調査結果(3月末時点)によると、3月の調査結果に比べ、全産業ベースでは主要調査項目の業況・売上・採算でわずかに悪化、資金繰りは前月並みであった。売上・採算はそれぞれ3ヶ月連続でDI値を下げている。業種別では「製造業」は業況・売上・採算がわずかに悪化であった。資金繰りは前月並みであった。業況は3ヶ月連続、売上・採算は5ヶ月連続でDI値を下げている。「建設業」は業況・売上がわずかに悪化、採算・資金繰りは前月並みであった。業況は3ヶ月連続でDI値を下げている。「卸売業」は業況が悪化、採算・資金繰りがわずかに悪化であった。売上は前月並みであった。「小売業」は売上が改善、採算・資金繰り・業況はわずかに改善であった。「サービス業」は業況・採算が前月並みであったが、売上・資金繰りはわずかに悪化、資金繰りは3ヶ月連続でDI値を下げる結果となった
全産業DI推移

製造業

「食料品」は設備操業率がわずかに改善であったが、業況・売上・採算・受注残高が悪化、製品在庫はわずかに悪化であった。「酒造」は設備操業率が改善であったが、業況・売上がわずかに悪化、受注残高はマイナスに転じる悪化であった。「織物」は資金繰りがわずかに悪化であったが、その他の項目では改善であった。「ニット」は業況・製品在庫・設備操業率が改善であったが、売上・採算はわずかに悪化であった。「縫製」は全項目で改善であった。「木材・木製品」は資金繰り・設備操業率でわずかに改善であったが、採算は若干の悪化であった。「印刷」は資金繰りがわずかに悪化、採算・受注残高は悪化であった。「窯業・土石」は業況・採算・資金繰りでわずかに改善であったが、受注残高は悪化であった。「鉄鋼・非鉄」は資金繰りが改善であったが、業況・売上・採算・受注残高・設備操業率は悪化であった。「金属」は採算がわずかに改善であったが、資金繰りはわずかに悪化、業況はマイナスに転じる悪化であった。「一般 機械」は製品在庫がわずかに改善であったが、採算・資金繰り・設備操業率はわずかに悪化、業況・受注残高が悪化、売上はマイナスに転じ若干の悪化であった。「電気機器」は資金繰り・製品在庫がわずかに改善であったが、業況はわずかに悪化であった。「輸送用機器」は全項目で悪化で、売上・受注残高・設備操業率はマイナスに転じる悪化であった。「精密機器」は資金繰り・受注残高・製品在庫がわずかに改善であったが、設備操業率は若干の悪化であった。「漆器」は売上・採算・受注残高が悪化であった。「プラスチック」は製品在庫が改善、受注残高がわずかに改善であったが、そのほかの項目が悪化であった。設備操業率はマイナスに転じる悪化であった。



業界で大手・中小を問わず売上の減退が大きい。また、大手スーパー等の要請で卸価格での値引きを強制され、今後の成り行きを注目している。 【食料品】
なぜか3月に入ってから銀行の貸し渋りがひどくなった。前よりも悪いように思われる。【食料品】
廃業も考えている。【食料品】
相変わらず業況は良くないが、仕事量は3月初めから増えているようです。しかし、見通しは全く不透明である。円安で中国などへ進出しているアパレルは大変と思うが我々に恵み雨か?【縫製】
業界の仲間が減少しているにもかかわらず、輸入の圧力に屈してしまわざるを得ません。【縫製】
緩やかではあるが売上高・受注量等が良化してきた。【木材・木製品】
3月は業界繁忙期ですが、前年と比して長続きしない現状です。6月に向けては、全ての面で下方予測となります。【印刷】
前年度比較して非常に悪い。業界も同じである。【窯業・土石】
経済環境は横ばいを続け、先行き不透明さは変わらない。【鉄鋼・非鉄】
今までない最悪の状況です。【鉄鋼・非鉄】
年末頃からは引き合いが出ると思います。平成14年からは多少回復すると期待しています。【一般機械】
IT(情報・通信)関連の受注に減速感がある。売上・操業は受注残の消化で維持。復調は7月以降と見込む。【一般機械】
売上計画から変更に変更がかかり売上ダウンです。3ヶ月先頃から良くなるのではないかと言われてますが、コストダウンもあるし大変です。【電気機器】
景気不安定につき3ヶ月先を見込める状況にない。現在は、先行き良い話も結構あるが、果たしてどうなることか。その時点になってみないと何ともいえない。【電気機器】
我々を取り巻く業界動向は、海外生産・委託生産方式他、新しい生産方式が増加し、見通しは厳しい。仕事量はH13.1月から減少になった。【精密機器】
加工賃が給与より安い。廃業するしかない。【精密機器】
企業の決算期のためか、少し勢いが無くなった。【精密機器】
末端価格が下がっている状況です。【プラスチック】