県内の景気動向 2001.8
 

建設業
 売上・採算・資金繰りでわずかにDI値を下げ、業況DI値は5業種の中で最低の-70.6まで落ち込んだ。採算では良化回答がゼロであり、受注量の減少に加え、受注価格の低下が厳しいことが窺える。
 「土木」は業況-73.1、売上-69.2、採算-65.4と厳しいDI値で、いずれも良化回答はゼロであり、業況は厳しさを増している。「建築」は売上・採算・資金ぐりが悪化したことから、業況DI値は-68.0(前月-44.0)まで落ち込んだ。

建設労務費単価がここ5年間で20%も低下している。この先どこまで下がるのやら。社員の給与はそのまま。どこで調整したら良いのか。 【土木】
県南方部は受注減少であります。 【土木】
発注物件が官民共に大幅減少のため、影響大である。 【建築】
建設業における受注減少に伴い金融機関の融資対応に変化が出てきている。条件面の強化により借入環境は厳しくなってきている。 【建築】
建築の場合、現場の続く限り競争入札までは良いが、激化する中、価格の低下甚だしく最終的には自己破産となる状況であります。 【建築】


業 況売 上採 算資金繰り
7月8月先行き7月8月先行き7月8月先行き7月8月先行き
-54.0-70.6-72.6-60.0-62.8-70.6-62.0-68.6-74.5-36.0-37.3-54.9


卸売業
 全項目でDI値を下げ、業況は-51.6(良化7.8、悪化59.4)となった。6割近い企業で業況が悪化したと回答しており、引き続き厳しい業況が続いている。
 「衣服」は売上・採算の改善により業況がわずかに改善した。「飲食料」は売上がわずかながらも増加を示したものの、採算的には厳しい状況である。「青果物」・「鮮魚」は全項目で良化回答がゼロで、引き続き厳しい業況であり、採算割れが続いている。「機械器具」は売上・採算・資金繰りの悪化から業況はさらに悪化を示した。「建築材料」は売上・採算はほぼ横ばいも、資金繰りはわずかに改善、業況は若干の改善を示した。

商業界の景況は極めて悪いが、自社の直接的環境はまた別である。自助努力が肝要である。 【衣服】
単に安ければ売れるのではなく、消費者それぞれが求める品が値段の上でも納得できて、さらにサービス(対応)も良ければ繰り返し利用するものと思います。自分自身もお客の立場になるわけですので。
【衣服】
競争の激化により、利益率が下がり毎月の利益がマイナスとなっていて苦しい。
【鮮魚】
最近の国内景気はあまり良い状況でなく、今後も厳しい経営環境になると予想され、徹底した経営改善を行っていきます。
【機械器具】
不良債権処理の名の下に公共機関が従来にない事を言って貸し出しを押さえて来ている。本末転倒の経済政策で日本経済はどうなるか。 【機械器具】


業 況売 上採 算資金繰り
7月8月先行き7月8月先行き7月8月先行き7月8月先行き
-49.2-51.6-51.6-47.7-48.4-45.3-43.1-51.6-54.7-21.5-28.1-31.3