県内の景気動向 2001.8
 

小売業
 売上・採算でわずかながらも改善し、業況DI値が若干上昇したが、いずれもDI値は-50を下回っており、厳しい業況に変わりはない。
 「中小スーパー」は客数の減少から売上がわずかに悪化し、業況DI値は-55.6と大幅に悪化した。「衣料」は売上がわずかに増加したことから業況はわずかに改善したものの、採算・資金繰りは依然として厳しい。「飲食料」は業況・売上・採算・資金繰りともに良化回答がゼロであり、厳しい業況である。「家電品」は夏物に若干の動きがあったが、売上の増加に結びつかず、業況では、全企業が悪化と回答した。「自動車販売」は売上の減少から業況がわずかに悪化している。「家具・建具」は全項目で良化回答がゼロであり、業況は非常に厳しい。


今年の夏は関東方面はじめ、かなり暑い夏であったのでかなりの客は入ったようです。ですが、客は金は使わず客単価は昨年より少なかった。 【中小スーパー】
7月は好天に恵まれてまあまあであったが、8月は冷夏で惨たんたる成績であった。
【飲食料】
益々悪化しております。酒屋の存在は無くなる。 【飲食料】
小物は動いてますが、大物は動きが悪いです。 【家電品】
夏物で少々潤いましたが、先々の予想が立ちません。 【家電品】
大手電機メーカーの相次ぐリストラ発表、株価の下落等、先行きに対する見直しは相当暗い。経済が失速してしまっては構造改革も不可能となってしまう。政策の転換を望む。 【自動車販売】
1、2年前のデータが全くあてにならない事態を予想。打てる手は打っていくが、半年、1年後が全く読めず怖い景気です。【家具・建具】
株価下落と金融不安の悪循環が繰り返されるうちは、積極的に行動しても実績が上がらず小売業界はかつて無い状況に落ち込んでいると思います。 【家具・建具】
対人効率の引き上げ。1,390兆円の個人金融資産の使われ方対策(将来に対するそなえにのみなっている現実)。規制の一層の緩和が必要。ITは革命的だと思うが、物の生産とならないカスミになっていることが問題だと思う。 【大規模店】
大手スーパーの倒産等により消費マインドがさらに低下するのでは。 【大規模店】
小売業DI推移

業 況売 上採 算資金繰り
7月8月先行き7月8月先行き7月8月先行き7月8月先行き
-62.9-59.8-56.2-58.4-52.8-56.2-67.4-55.1-56.2-43.8-43.8-42.7


サービス業
 業況・売上・採算の各DI値は-40を下回り、ここへきてサービス業も厳しさが増している。業況は2ヵ月連続、資金繰りは3ヵ月連続の悪化となった。
 「観光旅館」は売上はほぼ横ばいであるも、採算は厳しくなっている。「タクシー」は全項目で良化回答がゼロであり、売上・採算・資金繰りともに非常に厳しくなっている。「運送」は売上・採算・資金繰りの悪化から業況はさらに悪化を示した。「自動車整備」は全項目で良化回答がゼロであり、業況は依然として厳しい。「情報サービス」は採算が一段と厳しくなっており、業況は引き続き厳しさが続いている。

宿泊人数の減少が著しい。 【観光旅館】
景気の底見えず。 【自動車整備】
IT産業関連製造業を中心に製造ラインシステム改造、リニューアル案件が減。
【情報サービス】
他業種からの参入が増加しつつあり、価格競争に移行している。 【その他】


業 況売 上採 算資金繰り
7月8月先行き7月8月先行き7月8月先行き7月8月先行き
-36.4-44.3-47.1-36.4-42.9-45.7-36.4-47.2-50.0-33.8-38.6-35.7