県内の景気動向 2001.9
 

建設業
 業況・売上・採算・資金繰りの全項目でDI値を下げ、業況は全業種の中で最低の-73.2(良化5.4、悪化78.6)、売上は-73.2(良化5.4、悪化78.6)と非常に厳しいDI値を示している。業況がマイナス70を下回ったのは2ヵ月連続である。
 「土木」は業況・売上・採算・資金繰りともにさらに悪化し、業況DI値は-78.6(良化3.6、悪化82.1)を示した。「建築」は受注残高の悪化から売上・資金繰りが悪化し、業況DI値は-67.9(良化7.1、悪化75.0)を示した。

現況は世界大恐慌前夜に等しいと感じている。大変な時代になるであろう。【土木】
厳冬の時代突入。【建築】
官民共に実力ある企業に集中的に片寄る状況にある。力のない企業は破産に至る。【建築】
全体的に工事量が減少しており先行きに不安がある。【建築】


業 況売 上採 算資金繰り
8月9月先行き8月9月先行き8月9月先行き8月9月先行き
-70.6-73.2-71.4-62.8-73.2-60.7-68.6-69.6-69.6-37.3-48.2-46.4


卸売業
 業況・売上・採算・資金繰りの全項目でDI値を下げ、業況は平成10年9月以来36ヵ月ぶりにマイナス60を下回って-60.6(良化7.6、悪化68.2)を示した。
 「衣服」は全項目で良化回答がゼロであった。「飲食料」は売上がわずかに悪化を示した。「青果物」は4ヵ月連続、「鮮魚」は5ヵ月連続で業況・売上・採算・資金繰りで良化回答がゼロであった。「機械器具」は一部には売上を増加させている企業もある。「建築材料」は採算・資金繰りが厳しくなっており、業況は引き続き厳しい。

世情騒然として漠然とした不安感が蔓延している感もあるも、足下の商売は今が正念場である。【衣服】
婦人、紳士と衣料の卸売ですが現在その中で靴も販売しています。一種類で在庫ゼロ、受注販売の形を取っており衣料の落ち込みを多少カバーしております。一部の客層が求めている品と合っていたと思われます。【衣服】
輸入品のシェアアップが続き、益々種々の影響が大きくなってきています。【衣服】
同業他社の売り込みが激しく、採算の取れない品目が増えそう。【鮮魚】
来店サイクルの伸びにより、美容室の売り上げが減少。【その他】
需要期ですが一向に良くなる気配なし。先行きの予想立ちません。【その他】


業 況売 上採 算資金繰り
8月9月先行き8月9月先行き8月9月先行き8月9月先行き
-51.6-60.6-65.2-48.4-48.5-53.0-51.6-63.6-53.0-28.1-31.8-31.8