県内の景気動向 2001.5
 

小売業
 売上・資金繰りでわずかにDIを下げ、採算は悪化となり、業況はわずかに悪化となった。家電リサイクル法施行による駆け込み販売の反動減を反映した4月よりもさらに業況が悪化している。
 「中小スーパー」は客数がマイナスに転じる悪化を示したことから、採算・資金繰りも悪化、売上は悪化回答割合が増加し、業況は厳しさを増している。「衣料」は客数がわずかながら増加したことから売上・採算・資金繰りも若干改善した。「飲食料」は客数がわずかに増加したことから業況・売上が改善したものの、販売単価の低下から採算は悪化となった。「家電品」は売上・採算・資金繰りがいずれも悪化し、業況は厳しさを増している。「自動車販売」は売上・採算・資金繰り・客数ともにマイナスに転じる悪化であり、販売単価も低下し、業況は急激に悪化している。「家具・建具」は客数の減少から売上・採算が悪化、良化回答割合はゼロであり業況は非常に厳しくなっている。

当白河は、3年連続して3万m2のSCが3店出店し、一般小売店の50%は閉店してしてしまいました。その上にデフレですので苦しいところです。自社は150坪の売り場のおかげでSM唯一の地場企業として頑張っています。客数が戻り売上は95%に回復し、あとは利益を改善し、来年は2号店を出します。 【中小スーパー】
3カ月先も今回同様にありたいと、日々努力していきたいです。 【飲食料】
3、4月とイベント計画で何とか通過してきたが、5月は甚だしい落ち込みであった。デフレスパイラルで苦戦してます。 【家具・建具】
人件費の格差は、関税の調整無くして国内企業は成り立たないと思う。商売に携わってる人達の声を実際に掘り下げて聞いてほしい。 【家具・建具】
郡山の小売物販ダメ。特に時計・貴金属・眼鏡。 【その他】
いわき地区は、心理的にも低迷意識が強くなってきている。 【その他】
小売業DI推移

業 況売 上採 算資金繰り
4月5月先行き4月5月先行き4月5月先行き4月5月先行き
-49.4-58.0-48.2-58.5-60.5-48.2-46.8-61.7-49.4-40.3-44.5-34.6


サービス業
 資金繰りだけわずかに改善したものの、売上がわずかにDIを下げ、採算は悪化、業況は依然として厳しい状況にある。売上・採算は3ヶ月連続でDIを下げた。
 「観光旅館」は客数の改善から売上が改善、業況はわずかに改善となった。工場建設の特需等から売上が改善したとの声もあり、改善は一時的で業況は厳しい状況が続いている。「タクシー」は客数の改善から売上・採算・資金繰りが改善、業況が改善となった。乗務員賃金の出来高払い制の導入により売上の改善を達成しているケースも見受けられる。「運送」は売上・資金繰りがマイナスに転じる悪化を示したことから、業況もマイナスに転じる悪化となった。「自動車整備」はお客が自動車の多少の傷では修理をしなくなっており客数が減少、売上・資金繰りが悪化となった。「情報サービス」は業況はわずかに悪化となったものの、客数がプラスに転じる改善を示したことから、今後の売上増に期待したい。

12年8月〜13年3月まで工場建設に伴い、工事作業員の特需で売上、資金繰り共に良。その余波で多少余裕有り。現在、全体に客足少ない状況。【観光旅館】
2年前より実施すべき経営改善策(乗務員賃金の出来高払)を1月より実施。通常勤務日以外にも出勤等を実施することにより、顧客拡大をはかり1〜4月において前年比107%、5月においても前年比107%キープ。【タクシー】
今年に入り当団地内の組合員2社倒産。固定費を変動費化できず、内容を圧迫したようだ。 【運送】
純正部品が約1割アップ。【自動車整備】
現在の経済環境では、こんなものでしょう。 【情報サービス】
サービス業DI推移

業 況売 上採 算資金繰り
4月5月先行き4月5月先行き4月5月先行き4月5月先行き
-28.3-32.0-33.3-30.0-33.3-29.2-35.0-43.1-38.9-28.3-20.8-25.0