県内の景気動向 2001.7
 

建設業
 売上は改善を示したものの-60.0、採算は悪化し-62.0となった。したがって業況はわずかに改善を示したものの、-54.0(良化10.0、悪化64.0)と依然厳しい業況が窺える。しかしながら、業況の良化回答割合が2.2から10.0へ上昇するなどわずかながらも改善を示す結果となった。
 「土木」は業況は良化回答がゼロから8.0へ増加し、DI値が-81.0から-64.0へ改善した。しかしながらDI値は依然としてマイナス60を下回っている上に、売上の良化回答はゼロであり、厳しい状況が続いている。「建築」は売上で良化回答が12.0へ増加し、DI値が64.0から44.0へ改善した。結果として業況も-60.0から-44.0へ改善した。

平成12年度の決算は過去にない大赤字です。このような環境下では廃業するしかありません。【土木】
元請工事の受注減少。先行き不安。競争激化の様相。【土木】
建築工事は民間が多いので競争が激化し、受注については、ゼネコンとは勝負が出来ない。【建築】
大型の案件が少ないが、受注減少で価格競争となり販売単価の低下となっている。【建築】


業 況売 上採 算資金繰り
6月7月先行き6月7月先行き6月7月先行き6月7月先行き
-69.6-54.0-70.0-73.9-60.0-62.0-56.5-62.0-64.0-39.1-36.0-54.0


卸売業
 業況-49.2(良化6.2、悪化55.4)、売上-47.7(良化7.7、悪化55.4)とわずかに改善したものの、依然として半数を超える企業が悪化と回答しており、厳しい状況に変わりない。
 「衣服」は売上・採算・資金繰りの改善により業況は-40.0(6月-70.0)と30ポイント改善した。「飲食料」は業況・売上・採算・資金繰りで良化回答がゼロであり、特に採算・資金繰りの悪化割合が大きい。「青果物」は全項目で良化回答がゼロであり、業況は卸売業で最低の-71.4を示した。「鮮魚」は業況が依然として横ばい状況であるが、販売単価が-50.0と販売単価の低下が目立つ。「機械器具」は採算・資金繰りがわずかに悪化し、業況も若干の悪化となった。「建築材料」は売上・採算はほぼ横ばいも、業況は-61.5(6月-40.0)と悪化を示した。

商売が高度になってしまったので、従業員のレベルアップが第一と思う。今は1ヶ月先が分からない時です。【衣服】
7月は、呉服などの高額品が、催事低調により売上ダウンし、現実の厳しいことを実感しております。【衣服】
最近は建築着工件数が減少しているので、他の分野への開発を行いながら、新規ルート開発を行い、実績回復目指します。【機械器具】
業界に対するイメージ等により、金融機関の見方が非常に厳しい。【機械器具】


業 況売 上採 算資金繰り
6月7月先行き6月7月先行き6月7月先行き6月7月先行き
-52.3-49.2-41.5-55.4-47.7-49.2-44.6-43.1-43.1-21.5-21.5-29.2