県内の景気動向

引き続き厳しい県内景況
サービス業は一段と悪化

2001.12月調査

調査時点 12月末時点
回収期間 平成14年1月1日〜15日
本調査の対象企業は県内の中小企業1000社
今回調査の有効回答企業数は505社
回答企業の業種別内訳
 製造業230社・建設業49社・卸売業80社・小売業93社・サービス業73社

DI(Diffusion Index)とは景気の動きをとらえるための指標であり、DI値は良化と回答した企業の割合から悪化と回答した企業の割合を減じた数値である


全産業
 1月の調査結果(平成13年12月末時点)によると、売上-60.2(良化8.5、悪化68.7)・採算-62.0(良化4.4、悪化66.3)・資金繰り-42.2(良化4.0、悪化46.1)ともに横ばいであった。
 これらを総合した業況は、わずかにDI値を下げて-65.2(良化4.8、悪化69.9)を示し、依然として厳しい状況が続いている。回答企業505社の内、業況で良化と回答したのは24社で、21社だった前月より3社増加した。
 先行き3か月先の見通しは、業況DI値で-51.3(良化4.2、悪化55.5)を示し、依然として5割を超える企業がさらに悪化するものと予想しており、依然として厳しい見方をしている。

業 況売 上採 算資金繰り
11月12月先行き11月12月先行き11月12月先行き11月12月先行き
-63.9-65.2-51.3-59.3-60.2-51.5-62.7-62.0-50.9-46.9-42.2-37.4



製造業
 売上-66.5(良化7.4、悪化73.9)、採算-66.1(良化3.5、悪化69.6)、資金繰り-50.0(良化4.4、悪化54.4)といずれも厳しい数値を示しており、業況は-68.7(良化5.2、悪化73.9)を示した。回答企業230社の内、業況で良化と回答したのは12社である。
 「食料品」は売上の悪化により業況も悪化を示した。「酒造」は売上・採算・資金繰りの改善により業況は改善を示した。「織物」・「ニット」・「縫製」は業況・売上・採算・資金繰りの主要4項目で良化回答企業がゼロであった。「織物」は8か月連続、「ニット」は22か月連続、「縫製」は2か月連続である。「木材・木製品」は売上・採算・資金繰りの改善により業況が改善を示した。「印刷」は2か月連続で主要4項目で良化回答企業がゼロであった。「窯業・土石」は受注の減少から売上・資金繰りが悪化を示し、業況はさらに悪化している。「鉄鋼・非鉄」は全項目で悪化を示し、業況は回答企業の内92.3%が悪化したと回答し、製造業で最低の-92.3(良化0、悪化92.3)を示した。「金属」は4か月連続で業況・売上・採算・資金繰りの主要4項目で良化回答企業がゼロであった。「一般機械」は一部に業況の改善を示した企業があり、全項目でわずかに改善を示した。「電気機器」・「輸送用機器」・「精密機器」は業況・売上・採算・資金繰りの主要4項目で良化回答企業がゼロであった。「漆器」は売上は悪化したものの、採算・資金繰りで改善を示した。「プラスチック」は業況・売上・採算・資金繰りの主要4項目で良化回答企業がゼロであった。


業 況売 上採 算資金繰り
11月12月先行き11月12月先行き11月12月先行き11月12月先行き
-69.5-68.7-44.4-63.3-66.5-47.8-69..1-66.1-48.3-55.2-50.0-37.4


平成12年度(平成11年7月〜平成12年6月)の業績は前年対比で25%増の売上を出し、平成13年度(平成12年7月〜13年6月)で同じく25%の増を出しました。14年6月までの期の13年対比で20〜30%増が見込めます。(総売上価格にて) 【食料品】
1月決算ですが、増収増益になります。自己資本比率も改善し理想的な姿へ向かっています。 【食料品】
輸入品のため売上減少、及び販売単価の低下のスパイラル。 【織物】
今後の業況は全く予想できない。 【ニット】
輸入品との競合。 【ニット】
今年は何とか昨年並みにやってきたが、来春以降は全く目先真っ暗で手探りも出来ない。 【縫製】
企業の不振で住宅着工が悪くなる。心配です。 【木材・木製品】
景気の低迷、消費の落ち込みが続き、現状維持するのがやっとである。 【木材・木製品】
不況のため住宅建築が減少。ハウスメーカーはこぞってローコスト住宅を宣伝している。木材業界は倒産・廃業が続出している。我々の組合も半数以下になった。しかし、木材製品の不足感は全くない。消費低迷である。 【木材・木製品】
昨年まで年々不況売上低下しておりましたが、今年度は昨年より40%位売上受注とも減少で、受注はもちろん窯元産地にほとんど来客がない状態になった。 【窯業・土石】
平成13年11月に入り、急激に受注面が悪化し、生産体制を見直している。 【鉄鋼・非鉄】
自動車業界(特にトラック)の販売不振による影響が大きい。 【鉄鋼・非鉄】
生産が少ないため、品質問題がかなり厳しくなりましたが、当社はコスト、技術開発に資金投入をしてきましたので何とかクリアでき、またコスト削減に13年5月より取り組んできたので、現在の生産高で十分対応できるようになりました。来年はものすごい飛躍をしたいと考えております。 【金属】
先行き不安感がいつまでも消えない状況です。困りました。 【金属】
受注減が採算に影響を及ぼしております。まずは受注確保です。 【金属】
修理業だけでは売上減少するので他の事業を開拓したい。 【電気機器】
客先の海外移管が進むため、夏以降受注が減少するものと思われます。【電気機器】
現在社員4割位休業中。 【電気機器】
中国への生産シフトに伴い、強力な受注活動には中国価格に限りなく近づけないと仕事が取れない状況となっている。【精密機器】