センターレポート 2002.9

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海外生産拠点を設置した動機・目的
 海外に生産拠点を設置した動機・目的で最も多かったのは、「コストの削減」で19社(54.3%)であった。半数以上の企業が低価格競争に対応するため、コスト削減を目的として海外に進出していることが分かる。「労働力の確保」を目的とする企業も5社(14.3%)みられ、これもコスト削減を目的とした海外進出と考えることもできるであろう。
 2番目に多かったのは、「取引先の海外進出への追随」で12社(34.3%)となり、親会社の海外進出に伴って、追随せざるを得ない企業も多いのが実態のようである。「海外企業の要請」も6社(17.1%)みられた。
 また、「海外市場の開拓・拡大」は6社(17.1%)であり、市場を国内から海外へ広げようと、積極的な海外進出を行っている企業も多くみられた。 (図−7)
 具体的に海外進出を計画している企業の動機・目的については、「海外市場の開拓・拡大」が3社で最も多くなっている。その他、「コストの削減」が2社、「原材料・部品の調達」と「取引先の海外進出への追随」がいずれも1社であった。

図−7 海外生産拠点を設置した動機・目的(複数回答)



国内の生産拠点について
図ー8 国内の生産拠点について
 海外に生産拠点を設置したことに伴い、国内の生産拠点をどうしたかをたずねたところ、それまでの「生産規模を維持」した企業が20社(57.1%)で最も多かったが、「生産規模を縮小」した企業も10社(28.6%)と多くなっている。さらに「生産拠点を閉鎖」した企業は1社(2.9%)であった。一方で、「生産規模を拡大」した企業が4社(11.4%)で、海外進出に伴い国内の生産拠点も増強する企業も多くみられた。 (図−8)
 海外進出を具体的に計画している企業のうち、これまでの「生産規模を拡大」する企業が1社、「生産規模を維持」が1社であったが、「生産規模を縮小」する企業は3社となっている。



海外生産拠点の成果
図ー9 海外生産拠点の成果
 海外に生産拠点を設置した成果については、「大変成果が上がっている」企業が6社(17.1%)、「ある程度成果がある」企業が23社(65.7%)であり、合わせると8割以上の企業で成果が上がっていることが分かった。
 一方、「あまり成果が上がらない」企業は2社(5.7%)、「全く成果がない」企業は1社(2.9%)であった。

 また、「どちらとも判断しかねる」企業も3社(8.6%)みられた。(図−9)


 

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