県内の景気動向

改善の兆しがみられるも足踏み状況
建設業は依然として厳しい結果

2002.4月調査

調査時点 4月末時点
回収期間 平成14年5月1日〜15日
対象企業 1,000社
回答企業数 499社
回答企業の業種別内訳
 製造業219社・建設業48社・卸売業71社・小売業91社・サービス業70社

DI(Diffusion Index)とは景気の動きをとらえるための指標であり、DI値は良化と回答した企業の割合から悪化と回答した企業の割合を減じた数値である


全産業
■対前年同月比
 前年同月と比較して、業況が良化したと回答した企業が7.0%、悪化が57.5%、DI値は-50.5となり、前月は10ポイントを超える改善を示したが、今月は0.5ポイントの改善にとどまった。
 半数を超える企業が悪化したと回答しており、引き続き厳しい状況が続いている。しかし、今月はほぼ横ばいであったが、4か月連続でDI値が改善した。

■3か月先見通し
 4月末時点からみた3か月先の見通しは、業況が良化すると回答した企業が8.0%、悪化が40.1%、DI値は-32.1を示した。わずかながら良化割合が増加し、DI値は大きく改善を見込む結果となった。
 依然として先行き不透明感は拭えないものの、悪化を見通す企業は減少傾向にあり、先行きに少しずつ明るい見通しを持つ企業が増加してきている。


業況売上採算資金繰り
3月末-51.0-51.0-55.9-42.5
5月末-50.5-52.5-55.3-39.9
先行き-32.1-32.9-39.7-32.3

DI値の推移
DI値の推移


業況の対前年同月比
(4月末)
業況の3か月先見通し


製造業
■対前年同月比
 業況・売上・採算・資金繰りの全項目で、前月の結果と比較すると横ばいであったが、前月まで4か月連続で改善してきた業況で良化と回答した企業は9.1%、悪化が55.7%、DI値は-46.6となり、前月に比べわずか0.1ポイント悪化を示した。
 「食料品」(良化10.0、悪化20.0、DI値-10.0)、「一般機械」(良化14.3、悪化47.6、DI値-33.3)、「精密機械」(良化15.4、悪化38.5、DI値-23.1)では10ポイントを超える改善を示した。
 一方で、「印刷」(良化8.3、悪化66.7、DI値-58.3)、「金属」(良化6.7、悪化73.3、DI値-66.7)は悪化を示した。

■3か月先見通し
 業況・売上・採算では、4月末時点のDI値よりも20ポイントを超える改善幅を示し、先行きに明るい見通しを持つ企業が少しずつ増加している。
 特に、「電気機器」(良化17.4、悪化21.7、DI値-4.4)、「輸送用機器」(良化18.8、悪化37.5、DI値-18.8)で大きく改善を見込む結果となった。


業況売上採算資金繰り
3月末-46.5-45.6-54.4-42.8
4月末-46.6-47.9-54.8-40.2
先行き-220.118.3-30.6-26.9
DI値の推移
DI値の推移


業況の対前年同月比
(4月末)
業況の3か月先見通し

 

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