センターレポート

経営見通し「良化予測」が減少し、「悪化予測」が増加

電気機器製造業では良化予測が増加

−平成15年上半期経営予測調査−

2002.12月調査

調査概要
調査時期 平成14年12月
対  象 県内中小企業1,000社
回  答 482社(回答率48.2%)
調査方法 郵送によるアンケート調査


  経営の見通し

 平成15年上半期(1〜6月)の自社の経営見通しは、「良化」が1.9%、「やや良化」が11.4%で、これらを合わせた良化とする景気予測は13.3%と、前回調査(14年6月)の19.3%と比べ6ポイント減少した。
 一方、「悪化」「やや悪化」を合わせた景気予測は59.7%となり、前回調査の46.6%より13.1ポイントも増加している。 (図−1)

図−1 経営の見通し


業種別経営の見通し

 自社の経営見通しを業種別にみると、「良化」「やや良化」を合わせた良化予測は製造業では17.2%(前回調査24.0%)、非製造業では10.1%(前回調査15.8%)となり、いずれも良化を予測する企業が前回よりも減少している。一方、「悪化」「やや悪化」を合わせた悪化予測は製造業では56.7%(前回調査42.0%)、非製造業では62.2%(前回調査50.0%)となり、いずれも10ポイント以上増加している。
 自社の経営見通しをさらに個別の業種でみると、良化予測が悪化予測を上回ったのは、製造業の電気機器のみで45.5%の企業が良化を予測している。その他、良化予測が2割を越えた業種は製造業の一般機械と精密機器となっている。非製造業で良化予測が最も多かったのはサービス業・その他の12.3%であった。
 これに対し、悪化予測で目立ったのは、製造業では食料品、繊維・衣服、木材・木製品・家具、その他製造業で、非製造業では建設業、小売業であった。特に製造業の食料品と建設業が悪化を予測する企業割合が7割超となった。 (図−2)
 自社の属する業界の見通しで、良化と予測する企業は5.8%(前回調査12.8%)、悪化を予測する企業は67.0%(前回調査48.8%)となり、前回よりも業界の見通しが厳しくなると予測する企業が増加し、自社の見通しよりも厳しい予測となっている。
 業種別にみると、業界の良化を予測する割合が、自社の良化を予測する割合を上回ったのは卸売業だけであった。製造業の電気機器は自社の悪化予測が27.1%であったのに対し、業界の悪化予測は54.6%と厳しい見方をしている。

図ー2 業種別経営の見通し

 

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