センターレポート

新卒者を採用する企業は23.8%
初任給額は減少傾向
−新卒者の採用および初任給額調査−

2003.1月調査


 厳しい雇用情勢が続く中、当センターでは、このたび、中小企業の労働力について、労働力の過不足状況および15年度新卒者採用見通しのアンケート調査を実施した。また、福島労働局職業安定部および公共職業安定所に寄せられた平成15年3月卒業者対象求人情報に基づき、企業での求人の際の参考となるように初任給額を当センターにて集計したので、以下にその概要を報告する。

【新卒者の採用に関する調査】
調査概要
対象 県内中小企業1,000社
回答状況 450社(回答率45%)
調査時期 平成15年1月
調査方法 郵送によるアンケート調査
図ー1 回答企業の内訳


労働力の過不足状況

 企業における現在の労働力の過不足状況についてみると、「過剰」とした企業は36.2%と前回調査(平成14年1月)と比べて5.2ポイント増加する一方、「不足」とする企業も8.5ポイント増加して17.3%となった。また、「適正」とする企業は13.7ポイント減少して46.4%となった。前回調査より過剰感、不足感ともに増加し、現在の労働力に満足している企業が減少する結果となった。(図−2)
 さらに、「過剰」または「不足」と回答した企業に対して、現在の労働力を100%とした場合どの程度の「過剰」または「不足」となっているかをたずねた。「過剰」と回答した企業で最も多かったのは「5〜10%未満」が32.5%、次いで「10〜20%未満」が30.0%となっているが、「5%未満」とする企業が昨年よりも11.1ポイント増加して25.0%となった。逆に20%以上とする企業は8.4ポイント減少して12.5%となった。(図−3)
 また、「不足」と回答した企業の約8割が、「10%未満」と回答しており、昨年よりも8.6ポイント増加し、不足の割合が年々小さくなってきている。(図−4)

図ー2 労働力の過不足


図ー3 現在の労働力を100%とした場合何%の「過剰」となるか


図ー4 現在の労働力を100%とした場合何%「不足」となるか


 

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