県内の景気動向

先行き不透明感強まる見通し

イラク情勢による不確定要素加わる


2003.2月調査

調査時点 2月末時点
回収期間 平成15年3月1日〜15日
対象企業 県内の中小企業1,000社
回答企業数 490社
製造業210社 建設業49社 卸売業68社 小売業95社 サービス業68社

DI(Diffusion Index)とは景気の動きをとらえるための指標であり、DI値は良化と回答した企業の割合から悪化と回答した企業の割合を減じた数値である


全産業
■対前年同月比
  前年同月と比較して、業況が良化したと回答した企業が10.8%、悪化が51.0%で、DI値は-40.2となった。
 良化したと回答した企業が前月より0.5%増であったが、悪化した企業が前月より2.9%減少したためDI値は前月よりも3.4ポイント改善している。
 業種別では、製造業が7.1ポイントの改善に続き卸売・小売業の改善が見られたが、サービス業及び建設業は前月より悪化した結果となった。

■3か月先見通し
  2月末時点からみた3か月先の見通しは、業況が良化すると回答した企業が6.1%、悪化が43.5%で、DI値は-37.4を示した。
 特に、サービス業においては良化を見通す企業が増加し、16.2ポイントの改善を見込んでいる。しかし、製造業においては悪化を見通しており、全体としては2.9ポイントの改善を見込むにとどまっていることから、イラク情勢等の不確定要素が加わることにより、先行きの不透明感を懸念している動きも強まっているものと思われる。


業況売上採算資金繰り
1月末-43.6-41.6-47.9-33.3
2月末-40.2-34.1-41.0-33.9
先行き-37.4-34.9-40.8-31.8

DI値の推移



業況の対前年同月比
(2月末)
業況の3か月先見通し


製造業
■対前年同月比
  業況が良化したと回答した企業が16.7%、悪化が43.3%で、DI値は-26.7となり、前月より7.1ポイントの良化となった。
 小分類でみると、「ニット」、「一般機械」ではDI値が大幅にプラスになる改善を示したが、前月改善を示していた「輸送用機器」、「鉄鋼・非鉄」においては、今月は大幅に悪化する形となった。

■3か月先見通し
 2月末時点からみた3か月先の見通しは、業況で良化を見通す企業は8.1%、悪化が37.6%で、DI値は-29.5となり、2.9ポイントの悪化を見込んでいる。
 小分類でみると、「漆器」、「酒造」、においては大幅な良化を見通している。
 しかし、「輸送用機器」では前回の調査同様50ポイント前後の悪化を見通しており、業況の改善が軌道に乗るところまでには至っていない。


業況売上採算資金繰り
1月末-33.8-33.8-38.4-30.1
2月末-26.7-24.8-32.4-29.5
先行き-29.5-28.1-31.0-27.6
DI値の推移
DI値の推移


業況の対前年同月比
(2月末)
業況の3か月先見通し

 

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