景気動向 2003.10

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小売業
■対前年同月比
業況対前年同月比〜良化10.1 悪化53.2 DI値−43.1
前月との比較〜2.9ポイントわずかに良化

 業況・売上・採算・資金繰り全項目で僅かながら改善となったが、業況・売上・採算ともに悪化と回答した企業は前月同様、半数を超えている。
 小分類でみると、業況で良化の回答が増えたのは「大規模店」「自動車販売」等であるが、「家電品」では9割の企業が悪化となっている。

3ヵ月先見通し
業況〜良化5.1 悪化40.5 DI値−35.4

 業況・売上・採算・資金繰りともにDI値は僅かながら改善を見通している。
 小分類でみると、「家電品」「自動車販売」では今月の結果がかなり落ち込んだため、先行きは良化を見通す結果となったが、依然として良化を見通す企業は少なくなっている。
■DI値の推移(小売業)
DI値の推移
■対前年同月比■3ヵ月先見通し
対前年同月比3ヵ月先見通し
自由意見より
  • ライバルSMが出店。従来のSC出店と異なり、同質競争に陥っている。しかし、対策がないわけではないので万全を尽くす。
【中小スーパー】

  • 米不作のため仕入れ原価は上がったが、販売価格は競争激化のため、転嫁できない。
【飲食料】

  • 9月が非常に悪かったため、10月もその影響を覚悟していたが、10月は回復数値を残せた。11月度はまだ分からない。
【大規模店】

  • ガソリンスタンド経営はセルフ化の流れが止まらず、販売品や値引きで客を奪い合っている状況であり、新規オープンの店による攻勢があると厳しい結果となる。
【その他】

サービス業
■対前年同月比
業況対前年同月比〜良化10.5 悪化44.8 DI値−34.3
前月との比較〜横ばい

 業況は3か月連続でほぼ横ばいとなっているが、売上・採算・資金繰りは悪化を示した。
 小分類でみると、前月との比較では「タクシー」「情報サービス」で悪化を示しており、「観光旅館」「タクシー」では良化したと回答する企業がゼロ回答となっている。

3ヵ月先見通し
業況〜良化7.5 悪化26.9 DI値−19.4

 業況・売上・採算で10ポイント以上の改善を見通しているが、良化を見通す企業は減少している。
 小分類でみると、「観光旅館」「運送」等で良化を見通す企業がみられるが、全体としては悪化を見通す企業が多くなっている。
■DI値の推移(サービス業)
DI値の推移
■対前年同月比■3ヵ月先見通し
対前年同月比3ヵ月先見通し
自由意見より
  • 東北地方の冷害による米の不作のため、既に10月中旬から米の仕入値が10kg当たり千円以上の値上がりをしており、今後も値上がりが止まりそうもない。
【観光旅館】

  • 源泉の宿、僅かながら浸透しつつある。固定客で何とか営業続行している。広告宣伝でお客が選択する時代は過ぎたようだ。口コミ、地域を大切にの営業方針を堅く守っている。
【観光旅館】

 

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