景気動向

業況の改善傾向に足踏み状況が続く


2004.1

調査時点 1月末時点
回収期間 平成16年2月1日〜15日
対象企業 1,000社
回答企業数 476社
製造業205社 建設業47社 卸売業69社 小売業85社 サービス業70社
回答企業振分

※DI(Diffusion Index)値とは、景気の動きをとらえるための指標であり、良化と回答した企業の割合から、悪化と回答した企業の割合を減じた数値である。


全業種
■対前年同月比
業況対前年同月比〜良化11.6
悪化42.0 DI値−30.4
前月との比較〜2.4ポイントわずかに悪化
 業況・売上・採算・資金繰りの全項目において、若干の悪化を示した。平成14年以降継続的に改善の動きを示してきたが、ここ3か月は停滞しており、業況の改善傾向に一時足踏み状況となっている。
 業種別にみた業況は、卸売業と小売業がわずかに改善を示したが、建設業とサービス業が悪化となった。製造業は横ばいであった。
■3ヵ月先見通し
業況〜良化9.7
悪化31.9 DI値−22.2
 1月末時点からみた3か月先見通しは、業況・売上・採算・資金繰りの全項目でわずかながらの改善を見通している。製造業・卸売業・小売業・サービス業でわずかながら改善を見通すが、建設業では業況・売上・採算・資金繰りの全項目で悪化を見通す結果となった。
■業況の対前年同月比(全業種)■業況の3ヵ月先見通し(全業種)
業況の対前年同月比業況の3ヵ月先見通し
 
■主要4項目DI値(全業種)
主要4項目DI値
■DI値の推移(全業種)
DI値の推移
■業種別業況の推移
業種別業況の推移
■業況DI値の前年比
業況DI値の前年比
■業況DI値の先行き
業況DI値の先行き


製造業
■対前年同月比
業況対前年同月比〜良化16.1
悪化35.6 DI値−19.5
前月との比較〜前月並

 業況・売上・採算・資金繰りの全項目でほぼ横ばいだが、数字的には若干の悪化を示し、最も顕著に改善傾向を示してきた製造業でも、3か月連続で足踏み状態となっている。
 小分類でみると、前月業況DIがプラスであった「精密機器」は引き続き改善を示しているほか、「窯業・土石」「一般機械」「電気機器」でもわずかながら改善を示した。一方、「金属」「輸送用機器」は前月プラスであったが、マイナスに転じる悪化を示した。


■3ヵ月先見通し
業況〜良化13.7
悪化24.4 DI値−10.7

 1月末時点からみた3か月先見通しは、業況・売上・採算・資金繰りの全項目でわずかながら改善を見通している。前月の見通しと比較しても改善を示しており、このところ足踏み状況にある製造業の業況だが、また改善傾向を示していく兆しがみられる。
 小分類でみると、「食料品」「金属」では、改善を見通す企業が増加しており、「一般機械」「電気機器」ではDI値がプラスに転じる改善を見通している。
■DI値の推移(製造業)
DI値の推移
■対前年同月比■3ヵ月先見通し
対前年同月比3ヵ月先見通し
自由意見より
  • 春物の繁忙期に入ったが、メーカーは中国の単価を基準としているので、受注しても採算が合わない時代となってきた。           
【縫製】

  • 新製品の開発を模索中である。
【木材・木製品】

  • 生コン業界では受注は見込まれるものの、競争激化による販売価格の下落が進み、採算性に問題がある。
【窯業・土石】

  • パート労働者の年金加入が導入されることになれば、リストラを余儀なくされる。
【電気機器】

 

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