景気動向

業況が3.3ポイント改善


2004.2

調査時点 2月末時点
回収期間 平成16年2月1日〜15日
対象企業 1,000社
回答企業数 494社
製造業223社 建設業50社 卸売業65社 小売業91社 サービス業65社

※DI(Diffusion Index)値とは、景気の動きをとらえるための指標であり、良化と回答した企業の割合から、悪化と回答した企業の割合を減じた数値である。


全業種
■対前年同月比
業況対前年同月比〜良化12.2
悪化39.3 DI値−27.1
前月との比較〜3.3ポイントわずかに改善
 業況・売上・資金繰りにおいて、わずかながら改善を示した。先月まで3か月連続で業況は足踏み状態となっていたが、4か月ぶりの改善となった。
 業種別にみた業況は、製造業が前月並を、建設業、小売業、サービス業がわずかながらの改善を、卸売業がわずかながらの悪化を示した。
■3ヵ月先見通し
業況〜良化11.3
悪化32.8 DI値−21.5
 2月末時点からみた3か月先見通しは、業況・売上・採算・資金繰りの全項目でわずかながらの改善を見通している。製造業・卸売業・小売業・サービス業でわずかながら改善を見通すが、建設業では業況・売上・採算・資金繰りの全項目で悪化を見通す結果となった。
■業況の対前年同月比(全業種)■業況の3ヵ月先見通し(全業種)
業況の3ヵ月先見通し業況の対前年同月比
 
■主要4項目DI値(全業種)
 業況売上採算資金繰り
2月
-27.1
-26.7
-35.6
-21.0
1月
-30.4
-30.9
-34.5
-24.0
差異
3.3
4.2
-1.1
3.0
■DI値の推移(全業種)
■業種別業況の推移
■業況DI値の前年比
 製造業建設業卸売業小売業サービス業全産業
2月

-18.8

-42.0
-35.4
-29.7
-32.3
-27.1
1月
-19.5
-61.7
-27.5
-36.5
-37.1
-30.4
差異
0.7
19.7
-7.9
6.8
4.8
3.3
業況DI値の前年比
■業況DI値の先行き
 製造業建設業卸売業小売業サービス業全産業
2月

-18.8

-42.0
-35.4
-29.7
-32.3
-27.1
1月
-12.1
-48.0
-20.0
-26.4
-27.7
-21.5
差異
6.7
-6.0
15.4
3.3
4.6
5.6


製造業
■対前年同月比
業況対前年同月比〜良化13.5
悪化32.3 DI値−18.8
前月との比較〜横ばい

 業況・売上・資金繰りでほぼ横ばいだが、0.7ポイントの改善を示した。業況の改善を引っ張ってきた製造業で、4か月連続で停滞傾向が続いているのが懸念される。
小分類でみると、改善傾向が続いていた「精密機器」は業況DI値がマイナスに転じ、一方、「金属」「一般機械」「輸送用機器」では業況DIがマイナスからプラスに転じる改善を示した。


■3ヵ月先見通し
業況〜良化13.9
悪化26.0 DI値−12.1

 2月末時点からみた3か月先見通しは、業況・売上・採算・資金繰りの全項目で改善を見通している。
 小分類でみると、「縫製」「木材・木製品」では、改善を見通す企業が増加しており、「一般機械」「電気機器」ではDI値がプラスに転じる改善を見通している。
■DI値の推移(製造業)
DI値の推移
■対前年同月比■3ヵ月先見通し
対前年同月比3ヵ月先見通し
自由意見より
  • 開発に努力し新商品の販売ネットワークに力を入れ、3か月先の見通しは良好に転ずるようにする。
【食料品】

  • 平成15年産原料米が異常高騰し、仕入単価が高くなって、今年の酒造りは大変だ。
【酒造】

  • 季節柄、3か月先は閑散期へ突入する。天候不順、消費の低迷などもありなかなか容易ではない。           
【縫製】

  • 企業への販売は良化してきているが、個人への販売は低迷している。
【木材・木製品】

  • 加工業者の不足により、内製化を検討しているが、要員確保が問題になっている。
【一般機械】

  • 鋼材高騰につき品不足。中国輸出が好調なため、鉄スクラップ不足。
【一般機械】

 

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