景気動向

回復傾向も一服 今後の動きに注目

2004.11

調査時点 平成16年12月調査(11月末時点)
対象企業 1,000社
回答企業数 477社

(製造業231社、建設業43社、卸売業61社、
小売業78社、サービス業64社)


※DI(Diffusion Index)値とは、景気の動きをとらえるための指標であり、良化と回答した企業の割合から、悪化と回答した企業の割合を減じた数値。
回答企業グラフ

全産業
 製造業の業況DIは▲19.9(前月比▲1.6)の横ばい、非製造業の業況DIは▲37.8(前月比▲7.6)のわずかに悪化を示し、製造業は4か月連続、非製造業は3か月ぶりにマイナス幅が拡大した。
 3か月先見通しは、製造業の業況は全体では横ばいを見通しているが、良化を見通す企業の割合は大幅に減少している。今回調査でわずかに悪化を示した非製造業の業況も横ばいのまま推移すると見通している。
■全産業の主要4項目DI値
 
業況
売上
採算
資金
繰り
今回
-29.1
-24.8
-31.8
-14.4
前回
-24.5
-21.8
-33.0
-14.5
前月比
-4.6
-3.0
1.2
0.1




■全産業の業況 ■製造業の業況 ■非製造業の業況 ■全産業の業況
3か月先見通し
業況
今回
前回
良化
12.6
13.1
悪化
41.7
37.6
DI値
-29.1
-24.5
前月比
-4.6
-3.7
業況
今回
前回
良化
16.0
16.1
悪化
35.9
34.4
DI値
-19.9
-18.3
前月比
-1.6
-10.6
業況
今回
前回
良化
9.4
10.3
悪化
47.2
40.5
DI値
-37.8
-30.2
前月比
-7.6
2.5
良化
7.8
悪化
37.5
DI値
-29.7




■産業分類別業況DI推移
産業分類別業況DI推移グラフ

 

製造業
業況DI値
前年比
-19.9
先行き
-23.8
前月比
-1.6

対象企業 421社
回答企業 231社

 業況・売上・採算・資金繰りとも横ばいを示した。業種別にみると「金属」の業況はプラス幅が拡大したが、「鉄鋼・非鉄」「一般機械」の業況はプラス幅が縮小、「輸送用機器」「精密機器」はマイナスに転じた。
 3か月先見通しは、業況・売上・採算は横ばい、資金繰りはわずかに悪化を見通している。業種別にみると、プラス傾向を維持してきた「鉄鋼・非鉄」「金属」「一般機械」の業況もマイナスに転ずると見通している。

自由意見より
  • この秋は売上げも良くなると予想していましたが、伸びずに終わりました。春に期待しています。中央では景気が良いとの事ですが、東北は悪いと思います。
【食料品】

  • 食品製造においても中国加工が増え、受注減が止まらない。新商品開発でどうにか仕事をつくっているが、弱小会社では開発力にも限界がある。
【食料品】

  • 秋物、冬物共、台風の上陸の多いのと新潟地震のため不振。春物に期待。
【縫製】

  • 業界全体はまだまだ低迷です。国は海外への心配ばかりでなく、国民のこと、災害、景気対策に力を入れてほしいです。
【木材・木製品】

  • 業況のよくなる傾向は全くなし。景気回復基調とはどこの国のことを言っているのか。
【印刷】

  • 過当競争にて採算割れの業界であるが価格の値戻しが急務である。(リストラ等、自助努力にも限界あり)
【窯業・土石】

  • 年々ひどくなりすぎです。仕事が少ないため、元請のダンピングがひどすぎます。
【窯業・土石】

  • 鉄鋼メーカーの値上げと引受けCutの1年だった。販売価格も大幅に上昇したが、ここ2か月もち合い状態。
【鉄鋼・非鉄】

  • 積極的に営業活動をしています。
【鉄鋼・非鉄】

  • 1週間先の仕事量をつかむのがやっと。
【金属】

  • 液晶関係のカーブが下降している。また、OA関係部品が客先の中国生産により現地調達となり、受注減と予測。
【一般機械】

  • 3か月先はまったく未定。
【一般機械】

  • 生産方法の変化を求められてきています。ジャストインタイム及びセル生産方式の実践が急務です。
【電気機器】

  • 大手企業、決算期を迎える為、駆け込み需要があると予想。
【電気機器】

  • 鋼材の単価上昇。納期遅延が大きな問題となっている。
【輸送用機器】

建設業
業況DI値
前年比
-46.5
先行き
-58.1
前月比
4.6

対象企業
89社
回答企業
43社

 業況・売上・採算・資金繰りとも横ばいを示した。
 3か月先見通しは、売上は横ばい、業況・採算はわずかに悪化、資金繰りは悪化を見通している。


卸売業
業況DI値
前年比
-24.5
先行き
-26.2
前月比
-7.3

対象企業
144社
回答企業
61社

 売上・採算・資金繰りは横ばい、業況はわずかに悪化を示した。業種別にみると「機械器具」の業況はプラスを維持しているもののプラス幅は20ポイント以上縮小した。前月比では「衣服」の業況は5か月連続でマイナス幅が拡大している。
 3か月先見通しは、業況・採算・資金繰りは横ばい、売上はわずかに悪化を見通している。業種別にみると「機械器具」の業況はマイナスに転ずると見通している。

自由意見より
  • 10月、11月と低迷している。営業の仕組みをつくり直し、積極的に前に出る組織にしたい。
【衣服】

  • 3か月先予想不可。
【衣服】

  • 台風、長雨だったので、単価若干高めで移行しています。
【青果物】

小売業
業況DI値
前年比
-46.2
先行き
-32.1
前月比
-18.4

対象企業
212社
回答企業
78社

 業況・売上・採算・資金繰りともわずかに悪化を示した。小売業全体の業況は前月比で18.4ポイントマイナス幅が拡大した。
 3か月先見通しは、業況・売上・採算・資金繰りともわずかに改善を見通している。

自由意見より
  • 昨年と違い今年は台風や地震が有り客数がかなり減ったようです。
【中小スーパー】

  • 不況による客単価が低く消費税の上昇が予想され、これ以上不況が続けば死活問題です。
【中小スーパー】

  • 暖冬の為か厚地物の動きが悪い。
【衣料】

  • 中心市街地の活性化が急務。まちづくりを基本に戻すこと。
【衣料】

  • 米穀関係は流通の変化、生産者直接売買が販売シェアを拡大。販売小売は以前に対し1/5となる。
【飲食料】

  • 原町市にスーパーが11月オープン。市内はもちろん、当町内にも影響がある模様。
【飲食料】

  • ショッピングセンターができ、競争激化により拍車がかかっている。
【飲食料】

  • 昨年と同商売をしても単価安(予算安)の傾向がある。
【家具・建具】

  • 原油高、円高の影響が出てきている。自然災害の悪影響は部分的で済みそうだ。しかし、1品平均単価の低下は続いている。
【大規模店】

サービス業
業況DI値
前年比
-34.4
先行き
-32.8
前月比
-2.6

対象企業
134社
回答企業
64社

 採算はわずかに改善、業況・売上は横ばい、資金繰りはわずかに悪化を示した。前月比では「タクシー」の業況は悪化を示した。
 3か月先見通しは、資金繰りはわずかに改善、業況・売上・採算は横ばいを見通している。

自由意見より
  • 客足少ない。商売ならず。11月にしては今までになく最悪。
【旅館・ホテル】

  • 夏以来のたびたびの台風と頻繁に起きる新潟地震の余震で、宿泊予約の取り消しが日常的になって業績低下がおそろしいばかり…。
【旅館・ホテル】

  • 一向に景気回復の兆しなく、旅行者消費が鈍い。
【タクシー】

  • 夜間の売上げの落ち込みが1割以上ある中、3月に導入のGPSシステムと従業員の努力のおかげで前年実績は達成しました。同業他社は、会社によりさまざまです。
【タクシー】

  • 運送業は原油高騰、荷主からの料金引下げ、同業間の値下げ等により急激に業況は悪化している。仕事の質は同じで仕事の量が減少、コスト上昇、というトリプルマイナーとなっている。
【運送】

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