景気動向  

全産業でわずかに悪化 先行きは概ね横ばいの見通し

2005.1

調査時点 平成17年2月調査 (1月末時点)
対象企業 1,000社
回答企業数 494社

(製造業237社、建設業47社、卸売業65社、
 小売業81社、サービス業64社


※DI(Diffusion Index)値とは、景気の動きをとらえるための指標であり、良化と回答した企業の割合から、悪化と回答した企業の割合を減じた数値。
回答企業グラフ

全産業
 製造業の業況DIは▲24.1(前月比▲9.6)、非製造業の業況DIは▲40.5(前月比▲10.3)となり、製造業・非製造業とも2か月ぶりにマイナス幅が拡大した。売上・採算・資金繰りの前月比も、卸売業の採算以外では、マイナス幅が拡大した。
 3か月先見通しは、製造業の業況は▲24.0の横ばい、売上・資金繰りも横ばいを、採算はわずかに改善を見通している。また、非製造業の業況は▲32.7のわずかに改善、売上・採算もわずかに改善を、資金繰りは横ばいを見通している。


■全産業の主要4項目DI値
 
業況
売上
採算
資金繰り
今回 -32.6 -33.6 -39.9 -21.8
前回 -23.1 -21.1 -34.5 -15.1
前月比 -9.5 -12.5 -5.4 -6.7
■全産業の業況
業況
今回
前回
良化 10.9 14.0
悪化 43.5 37.1
DI値 -32.6 -23.1
前月比 -9.5 6.0


■製造業の業況
業況
今回
前回
良化 15.6 18.8
悪化 39.7 33.3
DI値 -24.1 -14.5
前月比 -9.6 5.4
■非製造業の業況
業況
今回
前回
良化 6.6 10.0
悪化 47.1 40.2
DI値 -40.5 -30.2
前月比 -10.3 7.6


■全産業の業況 3か月先見通し
良化 7.9
悪化 36.4
DI値 -28.5


■産業分類別業況DI推移
産業分類別業況DI推移グラフ

 

製造業
業況DI値
前年比 -24.1
先行き -24.0
前月比 -9.6

対象企業 421社
回答企業 237社

 業況・売上・採算・資金繰りともわずかに悪化を示した。業種別にみると「鉄鋼・非鉄」の業況はプラス幅が縮小、「金属」「一般機械」「電気機器」の業況はマイナスに転じた。前月比では「織物」「ニット」の業況はわずかに悪化を示した。
 3か月先見通しは、採算はわずかに改善、業況・売上・資金繰りは横ばいを見通している。業種別にみると「輸送用機器」はプラスに、「鉄鋼・非鉄」はマイナスに転ずると見通している。

自由意見より
  • 景気回復の兆しがないままに過ぎていきます。寒さと積雪も影響あると思います。
【食料品】

  • 冬物衣料の苦戦でメーカーに体力がなくなり企画がなかなか起こってきませんので、生産現場は苦悩しています。
【縫製】

  • 天候、気象の変化に大きく左右されている。春の季節の正常化を待つ。
【縫製】

  • 漸く二工場を一工場への集約完了し受注残が昨年同様に回復したが、受注単価は低下している。
【窯業・土石】

  • できることはすべて実施(コストダウン、リストラ)。仕事がなく大変である。
【窯業・土石】

  • 昨年末から受注量が減少。4〜5月に増加の見通し。
【鉄鋼・非鉄】

  • 公共事業関係の減少が特に悪化しています。平年の1/3以下です。
【鉄鋼・非鉄】

  • 材料高の為採算悪化(鉄板)。
【金属】

  • 明るい見通しがありません。
【金属】

  • 福島県内及び東北が悪い。受注量は県内が全体の20〜25%くらいで県内は悪い。
【金属】

  • 材料や工具(鉄)の値上りが異常。対応出来ない。
【金属】

  • 町の高齢化・人口減少・近隣SCへの消費者流出等、経済を取り巻く環境は厳しくなる一方です。当社としては、町外からいかに金を引き込むかが課題です。
【電気機器】

  • 海外移管が止まらない。
【電気機器】

  • 新製品を出さないとジリ貧になる為、会津若松技術支援センターの技術指導を受けて新製品の開発に尽力しています。
【漆器】

  • 原材料(仕上)の上昇により、生産高及び売上利率の悪化が必然となり困窮状態です。
【プラスチック】

建設業
業況DI値
前年比
-59.6
先行き
-57.4
前月比
-11.5

対象企業
89社
回答企業
47社

 業況・売上・採算・資金繰りともわずかに悪化を示した。
 3か月先見通しは、売上・採算・資金繰りはわずかに改善、業況は横ばいを見通している。

自由意見より
  • 資材は、ほとんど鉄関係の材料が高値で推移。
【建築】

卸売業
業況DI値
前年比
-30.8
先行き
-27.7
前月比
-9.5

対象企業
144社
回答企業
65社

 採算はわずかに改善、業況・売上・資金繰りはわずかに悪化を示した。業種別にみると「機械器具」の業況はプラス幅が縮小、前月比では「飲食料」の業況は悪化を示した。
 3か月先見通しは、業況・売上・採算・資金繰りとも横ばいを見通している。業種別にみると「機械器具」の業況はマイナスに転ずると見通している。

自由意見より
  • 土、日毎の雪が小売業に悪い影響を与えている。ムードは停滞している。
【衣服】

  • いずれにしても単価が下がっているので売上は減少します。
【衣服】

小売業
業況DI値
前年比
-40.8
先行き
-29.7
前月比
-10.5

対象企業
212社
回答企業
81社

 資金繰りは横ばい、業況・売上・採算はわずかに悪化を示した。前月比では「中小スーパー」「衣料」「飲食料」「家電品」「自動車販売」の業況は悪化を示した。
 3か月先見通しは、業況・売上・採算はわずかに改善、資金繰りは横ばいを見通している。

自由意見より
  • 地域振興券的なものの発行。
【衣料】

  • 米の流通の流れは急激に変わり、生産農家の直売と大型店の販売力に対応ができない。
【飲食料】

  • 降雪により好業であった。消費の底は打ったと思われる。
【その他】

  • (1)銀行・借入等キビシイ。(2)担保追加等、申入れ有。土地値下がりの為。
【その他】

サービス業
業況DI値
前年比
-36.0
先行き
-23.5
前月比
-11.8

対象企業
134社
回答企業
64社

 資金繰りは横ばい、業況・売上・採算はわずかに悪化を示した。前月比では「観光旅館」の業況は悪化を示した。
 3か月先見通しは、業況・売上・採算はわずかに改善、資金繰りは横ばいを見通している。業種別にみると「タクシー」「情報サービス」の業況はわずかに改善を見通している。

自由意見より
  • ますます悪くなります。この一年間の悪化が過去最悪です。
【旅館・ホテル】

  • 4月以降良化予定。
【旅館・ホテル】

  • 今年度の挽回施策として、3/25〜9/25名古屋万博(愛・地球博)に絡んだコースを企画・販売で増収を図りたい。
【タクシー】

  • 中旬までは、大雪のおかげで売上が前年比を1割以上上回っておりましたが、下旬にて微増にとどまっています。昨年導入のGPS自動配車システムと、従業員一人ひとりのおかげで昨年並みの状況です。他社は、会社によりさまざまです。
【タクシー】

  • 売上において中旬まで前年比を一割近く上回ったものの、月末において昨年並みとなってます。特に夜間の客数の減少が響いているようです。昨年導入したGPS自動配車システムがその歯止めに一役かっています。
【タクシー】

  • 原油の高止まり状態が厳しい。荷主の理解度が低く運送料の見直し要望が強い。
【運送】

  • 少子化による影響が大きいです。
【その他】

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