景気動向  

製造業・非製造業とも横ばい
先行きはわずかに改善の見通し


2005.2

調査時点 平成17年3月調査 (2月末時点)
対象企業 1,000社
回答企業数 467社

(製造業216社、建設業46社、卸売業69社、
 小売業75社、サービス業61社


※DI(Diffusion Index)値とは、景気の動きをとらえるための指標であり、良化と回答した企業の割合から、悪化と回答した企業の割合を減じた数値。
回答企業グラフ

全産業
 製造業の業況DIは▲27.3(前月比▲3.2)、非製造業の業況DIは▲39.0(前月比プラス1.5)となり、製造業・非製造業とも横ばいとなった。
 3か月先見通しは、製造業の業況は▲16.6のわずかに改善を見通している。また、非製造業の業況も▲31.4のわずかに改善を見通しているが、建設業の業況はわずかに悪化を見通している。


■全産業の主要4項目DI値
 
業況
売上
採算
資金繰り
今回 -33.6 -32.3 -36.6 -19.7
前回 -32.6 -33.6 -39.9 -21.8
前月比 -1.0 1.3 3.3 2.1
■全産業の業況
業況
今回
前回
良化 8.8 10.9
悪化 42.4 43.5
DI値 -33.6 -32.6
前月比 -1.0 -9.6


■製造業の業況
業況
今回
前回
良化 10.7 15.6
悪化 38.0 39.7
DI値 -27.3 -24.1
前月比 -3.2 -9.6
■非製造業の業況
業況
今回
前回
良化 7.2 6.6
悪化 46.2 47.1
DI値 -39.0 -40.5
前月比 1.5 -10.3


■全産業の業況 3か月先見通し
良化 10.7
悪化 35.3
DI値 -24.6


■産業分類別業況DI推移
産業分類別業況DI推移グラフ
 
製造業
業況DI値
前年比 -27.3
先行き -16.6
前月比 -3.2

対象企業 421社
回答企業 216社

 採算はわずかに改善、業況・売上・資金繰りは横ばいを示した。業種別にみると「鉄鋼・非鉄」の業況はプラス幅が縮小、「プラスチック」はプラスに転じた。前月マイナスに転じた「金属」「一般機械」「電気機器」の業況はマイナス幅が拡大、また、「食料品」の業況は4か月連続でマイナス幅が拡大した。
 3か月先見通しは、業況・売上・資金繰りはわずかに改善、採算は横ばいを見通している。業種別にみると「鉄鋼・非鉄」の業況はプラス幅が縮小すると、「電気機器」の業況はプラスに転ずると見通している。

自由意見より
  • 重油の価格が高止まりで製造原価が高くなる。
【食料品】

  • クオーター輸入割当撤廃や自由貿易協定、中国繊維製品の輸出関税によって国内生産に移行し始まった事による。
【縫製】

  • 春物の立ち上がりが遅れたが、3月は昨年より良いと予想している。
【縫製】

  • 常に新規品受注を心がけて実施しております。
【木材・木製品】

  • 経営環境が良くなる兆候はない。現状の内でどう生き残れるかが問題。
【印刷】

  • 受注良化。4〜6月順調。
【鉄鋼・非鉄】

  • 先が全然わからない。
【鉄鋼・非鉄】

  • 全体的に生産の力が弱い。
【金属】

  • 材料の急激な値上り、年間25〜40%アップにより利益が大幅ダウンしてきています。
【一般機器】

  • 鋼材、溶接材、ガス、燃料等原材料の高騰は死活問題である。
【輸送用機器】

  • 原材料の値上りが直接加工単価に影響、悪化し、需要の低下が更に厳しい状況になります。

【プラスチック】


建設業
業況DI値
前年比
-50.0
先行き
-56.5
前月比
9.6

対象企業
89社
回答企業
46社

 業況・売上・採算・はわずかに改善、資金繰りはわずかに悪化を示した。
 3か月先見通しは、採算・資金繰りはわずかに改善、業況・売上はわずかに悪化を見通している。

自由意見より
  • 公共工事を増やしてくれとは言わないが、もうこれ以上減らさないで欲しい。地方には必要な工事がまだまだある。(災害対策を含めて)
【土木】

卸売業
業況DI値
前年比
-30.4
先行き
-18.8
前月比
0.4

対象企業
144社
回答企業
69社

 業況・資金繰りは横ばい、売上・採算はわずかに悪化を示した。業種別にみると「機械器具」の業況はプラス幅が縮小した。
 3か月先見通しは、業況・売上はわずかに改善、採算・資金繰りは横ばいを見通している。業種別にみると「機械器具」の業況はプラス幅が縮小すると、「飲食料」の業況は改善を見通している。

自由意見より
  • まったく予測できない。
【衣服】

  • 特定業種の取引高が上がったが、全体として業況は変わらない。
【機械器具】

  • 利益の確保に向け、一般経費の削減が今後の課題である。
【機械器具】

  • 材料(原料)、特に鋼材石油製品等が値上りが大きく、それを販売単価に吸収できない。
【建築材料】

  • 原油価格の高騰で仕入単価は上がっているが、販売単価を上げるには難しい状況である。
【建築材料】

  • 業界全般、前半より受注減少傾向の様です。

【その他】


小売業
業況DI値
前年比
-37.4
先行き
-32.0
前月比
3.4

対象企業
212社
回答企業
75社

 売上・採算・資金繰りはわずかに改善、業況は横ばいを示した。前月比では「家電品」の業況は2か月連続でマイナス幅が拡大した。
 3か月先見通しは、業況・売上・採算はわずかに改善、資金繰りはわずかに悪化を見通している。「家電品」「自動車販売」の業況は改善を見通している。

自由意見より
  • 全体的にみて食品販売業が良くないです!!

【飲食料】


  • 原油価格の高止まり、鉄鋼及び非鉄金属の値上りが目立つ。一両年中にデフレ解消もあり得るような気配も感じられる。
【自動車販売】

  • 我国の経済は底を脱した気配を感じる。
【その他】

サービス業
業況DI値
前年比
-42.6
先行き
-26.3
前月比
-6.6

対象企業
134社
回答企業
61社

 売上・資金繰りは横ばい、業況・採算はわずかに悪化を示した。前月比では「情報サービス」の業況はマイナス幅が縮小、「観光旅館」「運送」の業況は2か月連続でマイナス幅が拡大した。
 3か月先見通しは、採算は改善、業況・売上・資金繰りはわずかに改善を見通している。業種別にみると「タクシー」「自動車整備」の業況は改善を見通している。

自由意見より
  • 旅館を経営しています。施設料理サービスという商品力は、類似業態のフランチャイズには負けてしまいます。調理師をはじめとして社員全体が不勉強で商品力がありません。
【旅館・ホテル】

  • ますます悪くなる。
【旅館・ホテル】

  • 海外旅行に少し上昇の兆しが見えてきたものの、依然として国内旅行が同業他社との間で低価格商品の販売競争で収入に支障をきたしているのが現況であります。
【タクシー】

  • 従業員の欠員はあるものの、昨年導入のGPS自動配車システムのおかげで1割近く配車件数が増えています。また、従業員のガンバリで前年実績に近い実績をあげています。他社はさまざまです。
【タクシー】

  • 軽油価格が安定しない。12月、1月に若干値下がりしたが、また2月〜3月と値上りした。
【運送】

ウィンドウを閉じる