景気動向  

原油高騰等不安材料あるものの、わずかに改善の動き

2005.3

調査時点 平成17年4月調査 (3月末時点)
対象企業 1,000社
回答企業数 483社

(製造業225社、建設業46社、卸売業64社、
 小売業81社、サービス業67社


※DI(Diffusion Index)値とは、景気の動きをとらえるための指標であり、良化と回答した企業の割合から、悪化と回答した企業の割合を減じた数値。
回答企業グラフ

全産業
 製造業の業況DIは▲20.9(前月比プラス6.4)、非製造業の業況DIは▲32.2(前月比プラス6.8)となり、前月調査の横ばいから製造業・非製造業ともわずかに改善を示した。
 3か月先見通しは、製造業の業況DIは▲13.8、非製造業の業況DIも▲25.9のわずかに改善を見通している。


■全産業の主要4項目DI値
 
業況
売上
採算
資金繰り
今回 -26.9 -25.8 -36.0 -15.5
前回 -33.6 -32.3 -36.6 -19.7
前月比 6.7 6.5 0.6 4.2
■全産業の業況
業況
今回
前回
良化 11.4 8.8
悪化 38.3 42.4
DI値 -26.9 -33.6
前月比 6.7 -1.0


■製造業の業況
業況
今回
前回
良化 14.2 10.7
悪化 35.1 38.0
DI値 -20.9 -27.3
前月比 6.4 -3.2
■非製造業の業況
業況
今回
前回
良化 8.9 7.2
悪化 41.1 46.2
DI値 -32.2 -39.0
前月比 6.8 1.5


■全産業の業況 3か月先見通し
良化 10.4
悪化 30.6
DI値 -20.2


■産業分類別業況DI推移
産業分類別業況DI推移グラフ
 
製造業
業況DI値
前年比 -20.9
先行き -13.8
前月比 6.4

対象企業 421社
回答企業 225社

 業況・売上はわずかに改善、採算・資金繰りは横ばいを示した。業種別にみると「鉄鋼・非鉄」の業況はプラス傾向が続き、「輸送用機器」の業況はプラスに、「プラスチック」の業況はマイナスに転じた。前月比では「一般機械」「電気機器」「精密機器」の業況はマイナス幅が縮小した。
 3か月先見通しは、業況・採算はわずかに改善、売上・資金繰りは横ばいを見通している。業種別にみると「金属」「一般機械」の業況はプラスに転ずると、「鉄鋼・非鉄」「輸送用機器」の業況はマイナスに転ずると見通している。

自由意見より
  • 海外生産の流れに国内製造業の仕事がなく厳しい経営が続く。
【食料品】

  • 受注減少がますます大きくなり売上げが大きく減少しています。
【ニット】

  • 3、4月は例年通りの状況だが、5月6月7月は例年の様に閑散期となる見通しである。今年のその時点の業況が心配。
【縫製】

  • 良い物を安く作る、をモットーに日々精進します。
【木材・木製品】

  • 材料・資材の仕入価格上昇、製品価格の下落。
【木材・木製品】

  • 原油価格の高騰により石油を使用した資材が値上りしてるので、今後販売価格に影響が出ると思われる。
【木材・木製品】

  • 受注単価の引下げとガソリン重油の価格上昇の影響心配。
【印刷】

  • 公共工事の新年度発注分早めてほしい。
【釜業・土石】

  • 始めて45年になるが、最悪の年になると思っています。理由がさっぱり分かりません。
【鉄鋼・非鉄】

  • 材料費(仕入)の高騰が製品に十分に反映されず、我々末端企業は苦しんでいる。

【金属】


  • 得意先各社新年度となり、新しい生産システムを導入する計画があります。その内での当社取り組み方が今後の課題です。

【電気機器】


  • 新製品投入4月予定が、3ヶ月程度ズレ込みする企業が出ている。要注意。

【電気機器】


  • 各お客様、外注費削減の為、受注減少の流れになっている。

【電気機器】


  • 材料・燃料高が激しい。

【輸送用機器】


建設業
業況DI値
前年比
-50.0
先行き
-43.5
前月比
0.0

対象企業
89社
回答企業
46社

 資金繰りはわずかに改善、業況・売上・採算は横ばいを示した。
 3か月先見通しは、業況はわずかに改善、売上・採算・資金繰りは横ばいを見通している。

自由意見より
  • 公共事業県市の発注減少。収益増の見通しは暗い。
【土木】

卸売業
業況DI値
前年比
-26.6
先行き
-31.2
前月比
3.8

対象企業
144社
回答企業
64社

 資金繰りはわずかに改善、業況・売上・採算は横ばいを示した。業種別にみると「機械器具」の業況はプラス幅が縮小した。
 3か月先見通しは、業況・売上・採算は横ばい、資金繰りはわずかに悪化を見通している。業種別にみると「衣服」「機械器具」の業況はわずかに悪化を見通している。

自由意見より
  • 業界を取り巻く環境は良くありません。今後とも良くなる見込みはありません。
【衣服】

  • 営業計画と努力によって成果を上げたが、環境は厳しいことに変化なし。
【衣服】

  • ガソリン等の値上げが予感するので運賃等(配車)の値上げが心配です。
【青果物】

小売業
業況DI値
前年比
-27.1
先行き
-16.0
前月比
10.3

対象企業
212社
回答企業
81社

 業況・売上はわずかに改善、採算・資金繰りは横ばいを示した。前月比では「家電品」の業況はマイナス幅が縮小、「飲食料」「大規模店」の業況はわずかに悪化を示した。
 3か月先見通しは、業況・売上・採算はわずかに改善、資金繰りは横ばいを見通している。業種別にみると「家電品」の業況はわずかに改善を見通している。

自由意見より
  • 経営的にはデフレのプラス面として物件(店舗)の借用条件が特段に有利になり且つ人材の採用も楽になった事です。

【中小スーパー】


  • 行政からの景気上昇の為の政策を特に早急に継続的にお願いしたい。
【中小スーパー】

  • 地域振興券等の配慮。
【衣料】

  • 米穀小売専門店は農家の直売量販店の買い易さ、他地区から病院等への総合業者へと流通の構造の大変化に対策が見出せず手の打ちようがない。
【飲食料】

  • 2005東京インターナショナルギフトショーに9月に出展する予定もあり、世界はひとつの感覚で国内にあらゆるお店に対応できる良質な商品を展開していきたい考えです。
【家具・建具】

  • 原油等の高値の影響が懸念される。全ての原料に影響してくるのでコストアップ収益にどうなるか?
【大規模店】

  • 石油製品の仕入単価上昇に加え、品薄で入手しにくい状況が続いている。
【その他】

サービス業
業況DI値
前年比
-31.3
先行き
-20.9
前月比
11.3

対象企業
134社
回答企業
67社

 業況・売上・採算・資金繰りともわずかに改善を示した。前月比では「自動車整備」の業況はマイナス幅が縮小、「タクシー」「運送」の業況はわずかに悪化を示した。
 3か月先見通しは、業況・売上・採算はわずかに改善、資金繰りは横ばいを見通している。業種別にみると「観光旅館」の業況はわずかに改善を見通している。

自由意見より
  • 地道な営業活動が後半に実を結ぶようになってきた。
【旅館・ホテル】

  • 今月(4月)からのガソリン・灯油等の値上げで、またまた頭が痛くなるもとが出た。
【旅館・ホテル】

  • 業界→原油の値上りが採算を悪くしてる。自社→GPS全自動配車で客数(運行回数)増加。
【タクシー】

  • 主催旅行において、日帰り旅行の人数は増えたのに対し、宿泊を絡んだツアー客の減少に伴い収入が落ち込む。
【タクシー】

  • 昨年導入したGPS自動配車システムと乗務員の頑張りで、乗務員減でも前年実績を達成した。
【タクシー】

  • 昨年導入されたGPS自動配車システムと従業員の頑張りで、前年比より増収を図ることができました。同業他社は会社によりさまざまです。
【タクシー】

  • 原油価格の暴騰により軽油価格の大幅値上げによる経費の増大に苦悩している。
【運送】

  • 燃料の高騰が非常に厳しい。
【運送】

  • 景気のおどり場感はまったくない。個人消費も地方は特に厳しい。
【その他】

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